人間の心は
どこまで残酷に
なれるのだろう
もはや
「いじめ」という
範疇を超えた
人を死に至らしめる
虐殺行為
しかも
己の手は
汚さずに
私をいじめていた
クラスメートたちは
今も 何くわぬ顔で
この町に暮らしている
いじめを裁く
法律も 時効も
どこにも存在しない
時の流れとともに
その事実さえも
抹消されていく
残るのは
傷付けられた者の
痛みの記憶だけ
彼らは
罪の意識さえもなく
いじめを楽しんでいた
あの頃と同じ心で
大人になり
人の親となったのか
残酷さは
遺伝するのだろうか
彼らの子孫も
誰かを傷付けて
優越感に浸る人間と
なっているのだろうか
いじめられた人間が
自分の命を絶つことは
敗北以外のなにものでもない
いじめた人間は
罪悪感など微塵も感じず
死角に隠れて
また 別の「獲物」を
探すだけなのだから
卑怯者のために
くれてやる命なんて
ただのひとつも ない
どうすれば
「いじめ」はなくなるのか
どうすれば
敵視ではなく協調で
他人と接することができるのか
どうすれば
人は 他人を
自分自身のように愛せるのか
どうすれば
謂れなき攻撃に屈せず
戦うことができるのだろうか──
どうか
諦めないで
終わりにしないで
方法は
きっと あるはず
強くなるための逃避なら
いつか かならず
君の誇りとなるはずだから
どこまで残酷に
なれるのだろう
もはや
「いじめ」という
範疇を超えた
人を死に至らしめる
虐殺行為
しかも
己の手は
汚さずに
私をいじめていた
クラスメートたちは
今も 何くわぬ顔で
この町に暮らしている
いじめを裁く
法律も 時効も
どこにも存在しない
時の流れとともに
その事実さえも
抹消されていく
残るのは
傷付けられた者の
痛みの記憶だけ
彼らは
罪の意識さえもなく
いじめを楽しんでいた
あの頃と同じ心で
大人になり
人の親となったのか
残酷さは
遺伝するのだろうか
彼らの子孫も
誰かを傷付けて
優越感に浸る人間と
なっているのだろうか
いじめられた人間が
自分の命を絶つことは
敗北以外のなにものでもない
いじめた人間は
罪悪感など微塵も感じず
死角に隠れて
また 別の「獲物」を
探すだけなのだから
卑怯者のために
くれてやる命なんて
ただのひとつも ない
どうすれば
「いじめ」はなくなるのか
どうすれば
敵視ではなく協調で
他人と接することができるのか
どうすれば
人は 他人を
自分自身のように愛せるのか
どうすれば
謂れなき攻撃に屈せず
戦うことができるのだろうか──
どうか
諦めないで
終わりにしないで
方法は
きっと あるはず
強くなるための逃避なら
いつか かならず
君の誇りとなるはずだから