金魚世話係の日記(日常の小さな発見を金魚的な視野から探るナノ的な日記)

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新人に期待とは!?(2)

2005-05-01 22:41:43 | 何でもあり
もうひとつ朝の通勤の時の話(もちろん自転車通勤の途中です)。大きな交差点に警官がふたり立っていて、なにか話しているのが見えた。青の信号が点滅した横断歩道を渡っている人がいて、ひとりの警官が左折してきた大きなトラックを手をあげて制止した。もう一人はそれを眺めていた。
どうやら新人警官の現場実習らしい。よくみると、眺めている方は体に馴染まない真新しい制服だ。
どうしていいのか迷うようなぎこちない動きは、中学生の場合と違い、少し不安である。
最近制服をきている人たちの起こす事故が多いからそうおもうだけなのかもしれない。
しかし、制服を着ているというのはいろいろな意味がありそれを忘れてほしくない。
制服は個性がなくて嫌いだとか言われることもあるが、制服を着ているということは組織(会社,役所,学校など)に属していることを示す。つまり看板でもある。ということは第三者からみれば、警官は新人でもベテランでも変わりなく、同じサービスが求められる。彼がつい1カ月くらい前に学校を卒業したばかりであっても警官の服を着ていれば、道を尋ねられることもあり、盗難届けも受け付けることもある。
警官など公共性の高い職業の制服は、それを着る資格があり、また職務上の責任があることを承知した人であると周りから見られる。
私もぜひ期待に応えてもらいたいと思う。また新人が夢を持てるような職場環境にするのが社会の先輩の、我々の仕事であるという認識も必要だと思った。新人に期待をするだけでなく、やる気が持てる職場を与えることも忘れてはならないなぁと感じた。
最後に事故が多いその交差点で、わが身を呈して交通整理している警官の方に感謝します。
コメント
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