
日本人の傾向として、「説明責任を果たさない」ことがあげられます。
今回の事件でも中国人船長の釈放について、十分な説明がなかったと感じます。

仮に那覇地検の判断だとしても日本の政治が関与していないと、海外の方はそう見てくれるでしょうか。
日本の外交力の無さを示しているようで心配です。

それは菅内閣の基盤が脆弱の為だけでしょうか。
日本の世界における責任感が甘すぎるように思えます。

これを甘く見た企業は、世間の批判にさらされています。
記者会見を開き頭を下げるだけでは、企業の責任は果たされていないのです。

あいまいな言葉を並べて、説明責任から逃げていないでしょうか。
今回の釈放の件も説明がほしいと思います。

でも議論から始まる事態の収拾ということもあると思います。
ただ言い合うのではなく、相手のことを知る事が必要です。

それでは日本は世界から目をそらして、逃げているように思われます。
黙っているだけのスタイル、たとえば「沈黙は金なり」では世界では通用しません。

家族や職場の人と会話をしているけど、それより外にいる人と会話しているでしょうか。
私も外に向かって、輪を広げて行かなければならないと感じました。
