最終回の今日は毎日の世話とチェックについて
まず、えさやりについて。
えさの量は控えめにする。5から6分で食べきれる量を一回のえさの量として、残ったえさは水を汚すので必ずネットですくいとる。毎日同じ回数で同じ時間に決める。しかし気温によって食べる量が変わるので、季節にあわせて時間や回数を変えると良い。
また金魚には胃がないので食いだめができず、えさはすぐに食道から腸に流れる。でも、えさの回数は一日に2から3回で十分です。金魚はしばらくえさをあげなくても死ぬことはありません。1週間くらい家を空けても大丈夫なので出掛けにえさをまとめてあげないこと。食べ過ぎの消化不良や水質の悪化の原因となります。少しずつ溶け出る留守用のえさも売っていますのでそれを使うといいでしょう。
次に水温のチェック。
自分の水槽のリズムをつかむまでは、まめに水温計を見ておく。また季節の変わり目もまめに見て注意する。慣れてきたら朝と昼の2回で十分です。目立つフンやゴミ、食べ残しのえさ、ちぎれたり枯れたりした水草は取り除きます。残しておくと水質の悪化にもつながります。
器具類のチェック。
器具類の故障は致命傷になることもあります。1日1回はチェックします。ライトは朝起きるたら点けて夜は寝る前に消します。そのときに濾過装置やエアポンプ、ヒータなどの器具類が正常に動いているか確認します。またライトを点けっぱなしにすると、金魚がゆっくりと休めずストレスがたまってしまうので夜はライトを消します。
季節別のチェック・ポイント。
春は病気に注意。寒さで弱っているので病気にかかりやすいので金魚をよく観察する。また水槽の大掃除は水温の安定する晩秋まで待ちます。また繁殖の季節で2歳魚のオスは追い星という1mm程度の白くて硬い突起ができる。オスは落ち着きがなくなりメスを追い回します。3月下旬から6月初旬が繁殖期です。
夏は金魚の食欲が高まりぐんぐん育ちます。水温が高くなるので、日のあたらない風通しの良いところに水槽を移します。すだれやよしずを掛ける方法もあります。また水面に向けて風を小さな扇風機で当てるのも効果があります。室温が下がれば水温も下がるので部屋のクーラーを利用しても効果があります。氷などを入れて一気に冷やすのは危険ですので緊急時を除いて使わないほうが良いでしょう。
それから水質の悪化と酸欠にも注意します。水温が上がると水中の酸素量が減る一方で金魚に必要な酸素の量が増えます。月に3度の水換えが必要です。
秋は冬の寒さに対する準備をします。ときどきは天然飼料を与えて栄養価は高いのですが、栄養バランスはやや劣ります。しかし人工飼料ばかりでなく、たまには天然飼料を与えてください。また冬になるとお掃除ができなくなるので水槽の大掃除をします。水替えは秋は月2回ほどにします。また水が冷たくなるので、水温計を使って計り、お湯を足して温度を調節します。また春と同じく病気にかかりやすいので金魚の動きや様子に注意します。
冬はヒータを入れたり、水槽の置き場を変えて温度管理します。えさは控えめにして食べ残しを見て加減します。冬の間は3時以降のえさやりは控えたほうがいいでしょう。水替えも冬は月に1回にします。大掃除をすると寒さで体力の落ちている金魚には良くありません。水を足すときも温度を測って、温度調節してください。
最後の一言。
金魚は寒さには強いのですが、急激な温度変化には弱いのでそれさえ注意すれば冬を起こすことは比較的簡単です。どのペットのもいえますが、その日の体調を動きや様子で注意し、大掃除などの環境の変化があったときにも注意してあげてください。私もそれほど注意していませんが毎日朝晩のえさやりの時間にはゆっくりと観察しています。掃除も月に2から3回していますが、水槽は結構汚れるものです。まめに水槽をチェックしてみてください。
これで今回の金魚の飼育はおしまいです。
明日は本を図書館へ返す日です。なお今回参考にさせてもらった本は、西東社発行の「金魚【飼い方・育て方】白石 光 監修・写真」です。このほかにもいろいろな金魚の話があってとっても役立ちました。
まず、えさやりについて。
えさの量は控えめにする。5から6分で食べきれる量を一回のえさの量として、残ったえさは水を汚すので必ずネットですくいとる。毎日同じ回数で同じ時間に決める。しかし気温によって食べる量が変わるので、季節にあわせて時間や回数を変えると良い。
また金魚には胃がないので食いだめができず、えさはすぐに食道から腸に流れる。でも、えさの回数は一日に2から3回で十分です。金魚はしばらくえさをあげなくても死ぬことはありません。1週間くらい家を空けても大丈夫なので出掛けにえさをまとめてあげないこと。食べ過ぎの消化不良や水質の悪化の原因となります。少しずつ溶け出る留守用のえさも売っていますのでそれを使うといいでしょう。
次に水温のチェック。
自分の水槽のリズムをつかむまでは、まめに水温計を見ておく。また季節の変わり目もまめに見て注意する。慣れてきたら朝と昼の2回で十分です。目立つフンやゴミ、食べ残しのえさ、ちぎれたり枯れたりした水草は取り除きます。残しておくと水質の悪化にもつながります。
器具類のチェック。
器具類の故障は致命傷になることもあります。1日1回はチェックします。ライトは朝起きるたら点けて夜は寝る前に消します。そのときに濾過装置やエアポンプ、ヒータなどの器具類が正常に動いているか確認します。またライトを点けっぱなしにすると、金魚がゆっくりと休めずストレスがたまってしまうので夜はライトを消します。
季節別のチェック・ポイント。
春は病気に注意。寒さで弱っているので病気にかかりやすいので金魚をよく観察する。また水槽の大掃除は水温の安定する晩秋まで待ちます。また繁殖の季節で2歳魚のオスは追い星という1mm程度の白くて硬い突起ができる。オスは落ち着きがなくなりメスを追い回します。3月下旬から6月初旬が繁殖期です。
夏は金魚の食欲が高まりぐんぐん育ちます。水温が高くなるので、日のあたらない風通しの良いところに水槽を移します。すだれやよしずを掛ける方法もあります。また水面に向けて風を小さな扇風機で当てるのも効果があります。室温が下がれば水温も下がるので部屋のクーラーを利用しても効果があります。氷などを入れて一気に冷やすのは危険ですので緊急時を除いて使わないほうが良いでしょう。
それから水質の悪化と酸欠にも注意します。水温が上がると水中の酸素量が減る一方で金魚に必要な酸素の量が増えます。月に3度の水換えが必要です。
秋は冬の寒さに対する準備をします。ときどきは天然飼料を与えて栄養価は高いのですが、栄養バランスはやや劣ります。しかし人工飼料ばかりでなく、たまには天然飼料を与えてください。また冬になるとお掃除ができなくなるので水槽の大掃除をします。水替えは秋は月2回ほどにします。また水が冷たくなるので、水温計を使って計り、お湯を足して温度を調節します。また春と同じく病気にかかりやすいので金魚の動きや様子に注意します。
冬はヒータを入れたり、水槽の置き場を変えて温度管理します。えさは控えめにして食べ残しを見て加減します。冬の間は3時以降のえさやりは控えたほうがいいでしょう。水替えも冬は月に1回にします。大掃除をすると寒さで体力の落ちている金魚には良くありません。水を足すときも温度を測って、温度調節してください。
最後の一言。
金魚は寒さには強いのですが、急激な温度変化には弱いのでそれさえ注意すれば冬を起こすことは比較的簡単です。どのペットのもいえますが、その日の体調を動きや様子で注意し、大掃除などの環境の変化があったときにも注意してあげてください。私もそれほど注意していませんが毎日朝晩のえさやりの時間にはゆっくりと観察しています。掃除も月に2から3回していますが、水槽は結構汚れるものです。まめに水槽をチェックしてみてください。
これで今回の金魚の飼育はおしまいです。
明日は本を図書館へ返す日です。なお今回参考にさせてもらった本は、西東社発行の「金魚【飼い方・育て方】白石 光 監修・写真」です。このほかにもいろいろな金魚の話があってとっても役立ちました。
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