★スパイラルスペース ひなたぼっこ★ ・ ・~あったかい学びの部屋~

 私、かんちゃんが日常生活に隠れている大切な宝物を探します。幸せになれる考え方、過ごし方を一緒に見つけましょ。

「小太郎」不思議物語。。。

2009-10-31 09:58:38 | かんちゃんの今日
独身の頃から飼っていたオスの茶トラ 
 「小太郎」
私がお嫁に来るときも一緒に大阪まで連れてきて、
見知らぬ土地に一人やってきて寂しい時、
なぐさめてもらった小太郎。

独身の頃、
学校に行かない子どもたち、
心に深い傷を負った子どもたち、
なかなか大人に心を開けない子どもたち、
いろんな子どもたちがやってくる我が家(塾)に居て、
そんな子どもたちの心を慰め、
大人との繋ぎ役を十二分に果たしてくれた大切な猫、小太郎。

この小太郎。不思議なことに
小太郎の顔を見ると
私も母もおじいちゃんのことを思い出します。
おじいちゃんと顔がそっくりなの。
小太郎と私がお嫁に行って、実家から離れてしまうと
母は寂しかったのもあると思いますが、
小太郎を思い出すたびにおじいちゃんのことを思い出す…
そして、ナント おじいちゃんを引き取ってしまったんです
小太郎に導かれて…

今、祖父は亡くなりました。
そして祖父のお墓は
新婚当初、私が住んでいたマンションの近くにあるのですが…。

私たちがそのマンションに住んでいるときに祖父は亡くなりました。
おじいちゃんが亡くなって間もなくのある日、
小太郎は散歩に出かけたまま帰ってこなくなりました 
寂しくて、心配で…

いまだに行方はわかりませんが、
小太郎はおじいちゃんのお墓のそばに居るような気がするんです。
おじいちゃんのお墓に行くと、
小太郎によく似た茶トラの猫ちゃんがい~っぱいいるんです。
何度か小太郎を探しに行きましたが、見つかりはしませんでしたが、
きっとおじいちゃんの墓守をしてくれてるんだろう
って思います。
おじいちゃんが生きているとき、何度か小太郎は会っているのですが、
初めて会ったときから
すぅ~っとおじいちゃんのそばに行って、
ちょこんと横になるんです。
おじいちゃんもかわいがってくれていました。

おじいちゃんと小太郎はよっぽど縁が強いんだと感じていただけに
おじいちゃんの墓守をしに
家を出たのだとすれば、
納得できる…
家を出る直前、
小太郎はいつもになく、ものすごく甘えてきました。
赤ちゃんの頃の小太郎を思い出させるような甘え方で、
私の首までよじ登って肩に乗ろうとするんです。
今思うと、家を出るつもりをして、
小太郎は自分の意思で家を出たんじゃないかって…。

猫に意思があるかどうかはわかりませんが、
私はそんな気がしています。

小太郎とは他にも不思議体験があります。
いまだに私の心にいつもいる縁の深~い猫ちゃんです。