関東学院小学校 オリブの若木

関東学院小学校オリブの会のブログです。「あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。」(詩編 128:3)

【開催報告】2016年度第8回 聖書をひもとく集い

2017-01-24 14:43:00 | 聖書をひもとく集い
日時:2017年1月17日火曜日
参加者:20名
讃美歌:「こころの緒琴に」
奏楽:武藤さん


今週の学びのひと時は、讃美も聖書も「神の導き」がテーマとなりました。

讃美歌「こころの緒琴(おごと)に」には、おり返し部分を含め、「平和」という言葉が何度か出てきます。
今年は日本も、決して他人事とは思わず、気を引き締めてこの平和を守らねばならない年になりそうです。
「平和の計画であって災いの計画ではない。」(エレミア書)と主は言われます。
主のみ言葉を尊ぶ方達に幸いがありますように。

今日の聖書は、「夢を解くヨセフ」(創世記)でした。
ヤコブは多くの息子達の中で、ヨセフを一番にかわいがっていましたが、それを快く思わない兄達は、
「兄さん達が私にひれ伏す夢を見ましたよ」というヨセフの夢の告白にますます憎しみを募らせ、
ヨセフをエジプト商人に売り渡します。

その後ヨセフは、何年間も不当に扱われ、濡れ衣も着せられ、くじけず生きていくにはあまりにも辛い日々を送ります。

後に神様の導きにより、王の次に偉い地位を得たヨセフは、兄達と再会します。
兄達はヨセフの仕返しを恐れ震えあがりますが、
ヨセフはすべて神の思し召しであると、兄達を許すのです。

ときに神様のみ業は思いがけなく、自分にとり良い事も悪い事もおきます。
しかしこのヨセフは、「神様の良い計画」を信じ、くじけず、正しい人であるよう努めました。
過去の忌まわしい出来事も、全てここにつながっていたのかと、感謝することができたのです。

このヨセフから千年以上のち、全き正しい人でありながら不当な罰を受け、神を恨まず、かえって世の人々の幸せを祈ってくださった方が生まれます…

この世の私たちは、イエス様を通して、神様の愛のご計画を知ることができました。


「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはならない。
主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである。
鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせる。」
(ヘブライ人への手紙 12)


次回は、2月7日火曜日です。

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