神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
今日の小松先生(小松音楽教室 カヌマのブックマークから行けます)の記事を見て ふと思い出しました。
今は相模原で教室をしていますが ン十年前は北区の赤羽で昼から夕方まで歌を教え、そのあと銀座、深夜は六本木で朝まで歌っていました。カヌマは頑張っていたんですね。
それはそれとして
昼から夕方までのレッスンではレーザーディスクのカラオケ機器を使っていました。
毎月一枚ずつ新譜のディスクが来るんです。
教室は赤羽駅から歩いて15分の所にありました。けっこう遠いですよね。
(今はJR横浜線 淵野辺駅から3分)
いつも新譜を届けてくれていたのはエレクトーン奏者の方でした。アルバイトで電車に乗り駅から15分歩いて届けてくれていました。ある時大雨でびしょ濡れできたのでお茶を出し少しお話をしました。
エレクトーン奏者
「先生はここで夕方まで教えてそのあと銀座、深夜は六本木ですか。すごいですね」
「僕も時々友人のピアニストが弾いているお店で彼の代わりにピアノを弾くことがあるのですがピアノとエレクトーンではタッチがまったく違うので思うような演奏ができないのですよ」と苦笑い。
彼はその世界ではけっこう有名な人なんですよ。ジャズのエレクトーン奏者として。
「でもね自分のバンドに仕事が入ったときはノリノリで演奏出来てそりゃ楽しいんです。ただいつ仕事が入るかわからないのでアルバイトでつないでいるんです」
「でもバンドやめられないんですよね。楽しいんですもの」
そういって彼は大雨の中帰っていきました。
ご訪問頂きありがとうございます。
また来てくださいね。