歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

【あなたと夜と音楽と ヴァースから】

2020年06月22日 17時51分21秒 | ジャズボーカル(音声〉

神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。

今夜はジャズ!!

 

この歌は前も聴いていただきましたが

コーラス(本編)からの歌でした。

普通この歌はコーラスから始めることが多いのですが

Oさんはヴァース(序章)から歌ってみたいということで

今回はヴァースから始まる「あなたと夜と音楽と」を

お聴きいただきたいと思います。

 

それもバック演奏なし、テンポだけで歌う練習から始め

その後バック付きで歌います。

かなり難しいですよ。

できればヘッドホンで

You and the night and the music

詞 Howard Dietz 曲 Arthur Schwartz

Song is in the air

Telling us romance is ours to share

Now at last we've found one another alone

Love like yours and mine

Has the thrilling glow of sparkling wine

Make the most of time ere it has flown

コーラス

You and the night and the music

Fill me with flaming desire

Setting my being completely on fire

You and the night and the music

Thrill me but will we be one

After the night and the music are done?

 

Until the pale light of dawning and daylight

Our hearts will be throbbing guitars

Morning may come without warning

And take away the stars

 

If we must live for the moment

Love till the moment is through

After the night and the music die

Will I have you?

 

注:日本のコピーは参照のために公正である

注:歌詞すべては所有者の特性そして版権である。

歌詞は教育の目的のみで掲載されています。

 

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【何が足りないの?】間抜け??

2020年06月22日 07時20分35秒 | ワンポイントpart2

神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。

 

 Sさん

「プロ歌手の歌い方とアマの歌い方はどう違うのですか?

 一生懸命聴いて同じように歌おうとしているんですけど

 何が足りないのかしら」

カヌマ

「そうですね、アマにもプロよりも 音程のいい人、リズム感のある人、

 声質のいい人はいますよね」

「でも歌い方の決定的な違いは“ことばを伝えようという意識”の差かな。

 ことばを伝えるための“間(ま)”、考えたこと、ありますか?

Sさん

・・・

カヌマ

「“間”の取り方次第で同じメロディを歌っていても

 全く表現が違ってきます。カヌマは“間”こそ感情表現そのものだと

 考えています」

 

「例えば

 古池や 蛙飛び込む 水の音

 蛙飛び込む を一気にいうのと 蛙と飛び込むのあいだに“間”を入れるのとでは

全く情景が違ってきます」

 

「まず「蛙飛び込む」の蛙と飛び込むのあいだに“間”を入れて蛙を普通に言ってから間を入れて①飛び込むをそっと言ってください、次に②飛び込むをしっかり言ってください。

どうですか、①と②では蛙の飛び込み方が全く違うでしょ。後の水の音はどうですか?

①だとポチャン、②だとドボンまでいかなくてもボチャン

間を入れることで水の音まで変わってきますよ。

そして

「感情の表現にも欠かせないもの、それがことばの“間”なんです。

あなたがすきよ間がないと気持ちのない口先の言葉。

 ①あなたが、好きよの好きよをそっと ②好きよをしっかり

 違うでしょ。

 “間”がないとそれこそ 間抜け になってしまいますよ。

 音程もリズムもいいのに何だか一本調子になるという感じですかね」

Sさん

「ああ、そういうことだったんですね、違うのはわかっていても

 何が違うのかがわからなかったのですがこれで納得できました」

カヌマ

でも一語、一語で音程をとりながら歌っていては出来ないことです。

 まずしっかりフレーズで歌えること、そしてそのフレーズの中で

 “間”をいかすことです」

 

「ヒント

 一つのフレーズが “7” のことばだったら “3、4”に分かれるとか

 “4,3”に分かれるかということです。

 特に演歌は 7,5調の詞が多いですから“間”をいかせば

 すごく上手に聴こえるようになります」

 

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