神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
≪いつもカヌマが思っていること≫
今日のカヌマの記事
ふるいけやかわ(は)ずとびこむみずのおと
Nさんに読んでもらいました。
Nさんはいい声でいい発音で読んでくれましたが
「Nさん、それは俳句ですよ、5、7、5で読まなきゃ」
Nさん「そうでしたね、じゃあ ふるいけや かわずとびこむ みずのおと」
カヌマ「それです、それです。でも“かわずとびこむ”の かわず と とびこむ のあいだに“間(ま)”を入れて読んでみたら」
Nさん「ふるいけや かわず、とびこむ みずのおと。ああ、雰囲気が出てきましたね。ことばも聴き手によく伝わりますね」
カヌマ「この俳句がメロディのついた歌だったらどうですか?」
「ふるいけやかわずとびこむ、では棒読みの歌になりますよね。
それを 5,7,5で歌えばだいぶ違ってくるでしょう。これがフレーズなんです」
「そして そのフレーズのなかに必要な“間”が入ると それこそ表現力がアップしますよ」
「ことばじりをつかまえて変な情感を込めるのが感情表現では
ありません。ことばの“間”を大事にする、それこそが
感情表現そのものだとカヌマは考えています」
Nさん「よくわかりました」
ちわきさん ご覧いただきましたか(ここまでが今日の記事)
そしてちわきさんからカヌマが聞きたかったコメントをいただきました。
カヌマさん、お早うございます。
今拝見しました。音楽の歌詞はやっぱり歌う〝詞〟ですもの。また、〝詞〟とは〝ことば〟ですし、それは神意を知るためのものなんです。
私たちは言葉を通して分かり合えるし…それをさらに音に乗せて伝えると…さらに心に響いて、頭だけでなく全身で共鳴できます。
俳句も頭の理解だけでなく、リズムと韻(音)で声に出して読んで共感するのですよ。だから〝吟〟というんですが…。
俳句を例にして分かり易く説明して下さってアリガトウございました。
≪いつもカヌマが思っていること≫
例えば 読譜が出来る人だったら楽譜を見ればその歌のメロディも歌詞(言葉)も理解することは出来ます。
でも それは理解。
特に言葉は黙読で自分はわかっていても声に出さなきゃ相手に伝わりません。
(テレパシーはのぞく(笑)
そして相手に気持ちを伝える声。
歌う時だけじゃなく声を出して歌詞を音読しましょ。気持ちを込めて。
朗読者のように時には明るい声で、時には悲しい声で。
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