歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

【男性が女性の歌を】濃淡のない絵

2020年06月04日 19時01分53秒 | 豆記事

神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。

 

生徒のOさん(男性・年配)は女性歌手の歌しか歌いません。

もちろんプロだって男性歌手が女歌を、女性歌手が男歌を歌います。

でも自分のキー(高さ)で。女歌を歌うからと女性の声を出すわけではありません。

 

ところがOさんは女性歌手の歌をそのままのキーで歌うのです。

カヌマに入った当初「高さ変えなくて大丈夫?」「そのままでいいんです、そのままで

 

前にお話ししましたが男性と女性では高さで言うと大体2音分の違いがあります。キーコンで4つぐらい.

Oさんはおかまいなしにそのまま歌うものだからまるで濃淡のない絵を見せられているみたい。

よくみるときれいに描けているのにちょっと離れてみると何を描いているのか、さっぱりわかりません。

歌で言うと平べったいメリハリのない一本調子インパクトがないのです。

(本人は一生懸命かも)

自分に合ったキーにするか

歌い方を工夫してメリハリのある歌い方をするか

 

もしカヌマが女性キーで歌う時クレシェンド(だんだん強く)を多用して濃さをつけます。そしてロングトーン(長い音)では母音の強い響きを使ってこれまた濃さをつけます。

あとはしっかりテンポに乗ってアクセントを効かせます。

 

(余談ですがカヌマは鉛筆で言うと2B(発声練習で)を持っています。2Bを上手に使い、時にはやわらかく、時にはしっかりと濃淡のある絵に仕上げますHしかなければ濃くしようと力めば芯は折れるか、紙が破れるか)

 

これでメリハリ完了

 

ただ高い声が出ないからと安易にキーを下げすぎるとメロディ全部が低くなるわけですから平らな歌になりがちです。インパクトのない濃淡のない絵になってしまいますよ。

 

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【ボイスに通っているのですが】

2020年06月04日 07時35分17秒 | 豆記事

神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。

 

だいぶ前のことになりますが生徒さんの紹介で

「一度、自分の歌を聴いてもらいたい」と

Oさんがやってきました。

 

早速、歌を聴かせてもらい、カヌマなりのアドバイスに

悩んでいたことが解消した様子。

 

Oさんはその当時、ボイスに通っていたのですが、

それが歌に “反映” しない、というのが悩みの種

 

結局、ボイス、ボイスというと、

声で何でも、と思いがち高い音を張り上げるのですが、

力みで声が不安定になり、いかにも苦しそう

 

ボイスに通っているのに、なんでこんなに苦しいの、というのが

歌に反映しない、という意味だったのです

 

要するに

歌い方全く知らないのです。ボイスに通えば歌がうまくなると思っていたんです

歌い方の勉強をしなければボイストレーニングは役に立ちません

 

どんなにいい音が出るギターでも弾き方の勉強をしないと・・・

 

そしてOさんからカヌマにお世話になりたい、という

連絡をうけました。

今でも来ていますよ。

 

ボイスに通っているのに、自分の歌に納得がいかないという方は

多いと思いますよ。

 

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