神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです。
また今日も「思い出を振り返ってみる」という1年前の記事が届きましたよ。(2019 4/16開設)
この頃は一日の訪問者は 数人 だったんですよ。
“ことばの表現について”
歌を覚える時、歌詞だけで覚えるより 楽譜を使ったほうが
良いということは 前にも書きましたが、
覚えた後も楽譜を手離せないというのは、どうかと思います。
ことばの面でとらえると、楽譜の場合、音符の下に書いてあるのは
ひらがな(時にカタカナ)です。
一方、歌詞は漢字混じり。
覚える時は一語一語、漢字をひらがなに変換して ていねいに
覚えますが、このままではメロディにあてはめているだけの歌になり、
追いかけるのに精一杯で表現どころではありません。
メロディを覚えたら 今度は歌詞で、特に漢字を大切にして
歌ってほしいと思います。
作詞家の先生によっては、例えば歌う時は “さだめ”でも、
歌詞では“定め” “運命” “宿命” などと漢字をあてています。
同じ さだめ でも、重さが違うと思いませんか?
漢字は 見ただけで、その意味、景色まで伝えてくれます。
漢字を大切に歌ってください。
にわにわにわうらにわにわにわにわとりがいる。
句読点でもあれば 読めますが、決して意味が伝わって来ないでしょう。
でも “庭には二羽、裏庭には二羽、にわとりがいる”
漢字混じりなら、すぐ理解出来るし 読みやすいですよね。
TV画面の歌詞でも、漢字のルビふりを見るより 漢字そのものを
見たほうが、ことばを表現しやすいと思いませんか?
前回の続きにもなりますが、
各フレーズ、歌いだす前に、前もって パッと そのフレーズの歌詞を
見て歌う際も、漢字があったほうが見やすいでしょう。
作詞家の想いを理解するためにも 漢字を大切にしましょう。
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