
愛知県新城市にあるこの山には貴重なムラサキセンブリが咲いていた。
このムラサキセンブリは平安時代の高貴な貴族女性をイメージさせる。

そうそう源氏物語に出てくる山里の高貴な少女「若紫」のイメージですね。
ちなみに光源氏はこの少女を強引に自分の邸に引き取って自分好みの
女性に育てる。
この女性がのちの「紫の上」である。
「紫の上」は聡明で、それでいて人柄のかどがとれ、周囲の人々の人望もあつい。
ものやわらかで誰にもやさしく、社交的である。
それに美的センスも鋭い、そんな彼女を源氏は心から愛していた---
源氏物語の作者の紫式部がこのムラサキセンブリを見たらどんな感想が
帰ってくるのかなぁとふと思った---(^^)

山道の途中で雨が降ってきて写真を撮っている状態ではなくなってきた。
雨の中撮影したムラサキセンブリです。
でも今年もなんとかムラサキセンブリに出会えてよかったなぁと思う---♪♪♪

サルトリイバラが真っ赤な実を付けていた。

今まで雨が降っていたのが嘘のようにこの瞬間だけ夕日が輝いていた---