二年ぶりに大阪梅田へ行った。北口にあるかつて歩行者が車道を渡るので問題になっていた所には階段ができていて、危険なく駅舎と商業ビルへ行き来が出来るようになった。前回は工事中だったが、ホームが見下ろせる通路が出来上がっていたのでもう一階上ったが、これが始まり。
試飲をしも買わなければいいのに、上手く乗せられ重いお酒を持っての「ちょこっと神戸」。桜は満開お酒も入って良い気分で、本日最後の古墳にたどり着いた。この石碑がなければ、幼稚園運動場の延長線上にある公園としか見えない。六甲山麓の住吉川右岸の海岸に近い沖積地にある古墳時代前期の前方後円墳。全長80mと考えられていて、三角縁神獣鏡4面を含む8面以上の青銅鏡、車輪石、鉄刀などなどが出土している。前方部は公園西隣の幼稚園の運動場となっている。3基の中で唯一周濠が確認されている。奈良・箸墓古墳(3世紀中~後半)の時期から、遅くない時期に築成された3古墳は型も黒塚古墳と共によく似ているとの資料がある。また山陰系土器の出土したことから出雲との関係があったのか?以上、「ちょこっと神戸」は奈良市埋蔵文化財調査センター、森下恵介所長による解説・引率、そして酒蔵巡りを兼ねた一日だった。(完)
菊正宗酒造記念館・しぼりたて試飲コーナーでアルコール度数19度のお酒を試飲させてもらう。アルコール度数が高くなれば「甘口」になるとばかり思っていたが、なんと!辛口で切れのいい「お・さ・け」。これはと思ったが非売品とかで、やむなくそれに近いとの説明で、使用米=山田錦100%、精米歩合=65%、アルコール分=17.5%、味わい=濃醇、日本酒度=+6.0、辛口、丹波杜氏秘伝の技が作り上げた特選別「嘉宝蔵 雅」と云うのを、うまく乗せられて1本お買い上げとなってしまった。
大正初期の建造の資料館。「黒褐色にくすんだ支柱、しっとりと落ち着いた空気…酒蔵として歴史を歩んできた当社の酒蔵資料館… 洗米から樽詰めまで10の工程を多くの人々の手により日本酒は出来上がる」とパンフレットにある。酒米のうちで山田錦の穂が一番長いのを知る。しかし下戸としは日本酒度、酸度などは今ひとつわからずじまいだ。