か ら け ん


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そしてまた走ります。

役に立たない外食情報  Ver. 3 そこにいたのは謎のインド人

2017年03月17日 | 食・レシピ

 

インドに行ってきた人に印象を尋ねると、両極端だ。

僕らが失ってしまった優しさや思いやりという深い情の世界があった。サイババは天の使いであり、彼が手を当てると失明した人の目が開いた、車いすの人が立ち上がった、手から出る白い粉末は私の心を解きほぐし、ここが私のいる場所だと実感した…、だそうな。

一方で。不潔、絶望、病気、極貧、差別、犯罪・・・ありとあらゆる人類の負の遺産がそこにあった。村の全員が犯罪集団であり旅行者と見るとみんなで石を投げつけてきた。荷物を取られることより石についた得体のしれぬ病原菌が怖かった。案の定化膿したが、薬を買うと大きな紫色のカプセルだった。背に腹は代えられず服用するとみるみる傷は治癒したが、妙に精神が高揚してきた。二度と行かない、…、だそうな。

 

僕の印象は後者だ。トランジットでしばし立ち寄っただけなので断定はしないが、無秩序、混乱、貧困のるつぼだったことは確かだ。コルカタ空港にも浮浪者がいた。そこを住処にしていた。

日本は優しい国だ。インド人はみなパール判事だと思ってないかい。ナンが焼けてカレーが作れるとコックという技術者だそうで移民が格段にしやすくなる。一人来れば一族郎党を呼び寄せる。妻だ、夫だ兄弟だと言って。ほんと日本人はいい人ばかりだ。いや、いい人ではなくお人よしというのが正確だ。

インドにまともな住民票があるはずない。人口の誤差が億単位だ。

つまり誰でも日本に来られる。日本でカレー店を出せばよい。ウソ身分がばれそうになると店をたたみ別のところで開業する。デカン高原から降りてきたばっかりのドラビダ族だなと確信した。まったく英語が通じない。

幸いその肝心のカレーはうまい。ナンの食い放題とか、僕にはありがたいことだ。

何でもありの寄せ集めヒンズー教には教義がない。本気で信じているのだろうか。お湯のない温泉じゃないか。

幸いその肝心のカレーはうまい。カレーは見飽きた人も多いだろうから、ラッシー。

チャイ。田舎に行くとなんでも甘くなるが、インドは地球の田舎だろう。大英帝国は何のしつけもしなかったようだ。ザミンダールにご執心だったのか。

どうして神々の顔は象なのかな。

ナンは大きなツボの内側に張り付けて焼く。福岡市内。インド人の、インド人による、インド人のためのカレー屋さん。

 

 

 

 


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