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饕餮(とうてつ、拼音: tāotiè)とは、中国神話の怪物。 体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。 饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るの意である。 何でも食べる猛獣。
By WIKI
佐賀県多久市にある孔子の聖廟に行った。30年ぐらい前、よちよち歩きの子供の手を引いてこの聖廟に行った。その間、改装を経ていろんな箱モノができていた。
孔子の言葉は端的だ。そして胸に刺さる。バカには刺さらない。
真面目に生きることに対する課題は、今と変わらないと思う。
僕はこのブログは真面目なブログだと思う。井上陽水の歌に「さがしものはなんですか」という歌があった。頭を使わずに楽をして面白おかしく生きようとすると、結局その生きるネタを探し「探しもの」をし続けることになる。このブログにはちゃんと読んで考えてくださる方がいて、書くエネルギーとなっている。
本当に発展していく思想なら「探しもの」に腐心するほど事実はいらない。
子曰、巧言令色、鮮矣仁。(口がうまくてイケメンは思いやりに欠ける)
仁とは、人間の精神の中身のすべてである。外見にひかれるとケガをするぞ。誑し込む甘言は場数を踏めば上手になる。そういう惑わす言葉抜きに人を見よう、ということだ。
即答するのが偉いな、孔子さん。
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食を忘れて憤りを発し、憂いを忘れもって楽しむ、よりてまさに至れり、老いを知らず
( 食べることも忘れるほど怒り、楽しむときはすべてを忘れて楽しむ。そんな人が老け込むはずない。)
さらには、ぼーっと生きていると、気弱な人を人格者と錯覚する。孔子はそれも嫌った。
「君子よく人を憎む」
何十個も代表的な論語の言葉があった。11月15日から紅葉がきれいで店も出るそうだ。
僕の心をとらえて離さないのは、饕餮(とうてつ)。
饕餮は何でも食べる。モノやカネを食う。まだそれはいいとして、人の心も食う。人は心を食われたらどうなるのだろう。
ここの入り口の鴨居の上から半分顔を出していた。
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しみじみ思うなあ。友人が遠くから訪ねてきてくれるなんてことあったら、饕餮に食われた心もすぐ回復するだろう。