か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

クルマと時計と船 3

2017年10月30日 | あそび

クルーザー、まだまだ暑くて気違いが出る   14の続きと考えてもいい。船の話だ。ロールスやベントレーの展示発表会の会場は海に面していた。とても嫌なドレスコードだ。

「高級外車でいらしてください」

俺は人間が高級だからどんな外車でも構わないはずだ、とさみしい言い訳を考えながら会場につくと満面の笑みで迎えてくれた。

案の定、美容整形の病院か関連専門学校を所有するか、はたまた永遠の中小企業のくせに従業員を奴隷と思うチンピラ成金がたむろしていた。

勝負にならない。バカは顔に出る。どうすればそんなに下手に着こなせるのか。クルマや、推して知るべしだ。

金持ちが出せるのはカネだけだ。勝負は教養で着く。(あとは、みんカラ からけん のブログで書いています)

 

時計は時計メーカーが作ったものでないとつまらない。かばん屋とかスカーフ屋がそうそう一朝一夕に時計屋にはなれない。(時計は語りだすと止まらないので止めます)

YENA 内縁の娘にはもったいないが

 

YACHT、Power boat、Cruiserについて。

クルマは免許さえあれば誰でも乗れる。ノミを持って車に乗ろうと自由だ。人を刺しても宮城県ではいいのか。ノミというのがまたローカル風情がある。切り口が大きいからすぐ殺せるぞ。

船に乗る人は追い越されたからと鉄パイプを持ち出す人はいない。これまた鉄パイプとは足場用かな。ローカルだ。クルーザーは、ノミや鉄パイプを持つ人はいないが気が遠くなるほど細心の注意を持って走らせる。

船の燃料は、そこら辺の沿岸での釣りではなく、きちんとした近海の漁場に出るときは、リットルではなくバーレル(約150ℓ、2万円)で数える。一航海数十万円。なかなかイラっとさせてくれる。

だがこいつら自身はさほどイラっとしてない。周りをイラっとさせる。とくにかわいい子が寄り付くもんだから。

人間の本能として生きのいい欠損の少ない DNAがいいに決まっている。イケメン、身長お金学歴の3高。

じゃあ、クルーザー爺がモテるのはカネのせいか。いくら爺が好きものでも若いころのようにはいかない。薬もあるが中折れしないというだけで拷問のような目に会う。

そこらの砂利と差をつけているのは、人間力だ。総合的な人としての力だ。海の料理は必ず自分で作る。海で寝込んだら誰が船を動かす。瀬に打ち付けられてたいてい死ぬ。

汲めども尽きぬ教養の泉はチャラ男の底の浅い話に飽きたいい女には魅力的なはずだ。ブスは乗せない。縁起でもない。私にも人権がある。

カネも、教養も、運も、人の魅力も全部そろって初めて船は楽しい。

いみじくも、ある医者が言っていた。「からけんさん、クルーザーは二度楽しいとは名言だね。一度は買ったとき。もう一度は売ったとき。」

そういう人は本来持つべきではなかったのだ。クルーザーに限らずカネも。急に金持ちになった人は不健全に金を使う。

 


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