か ら け ん


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ウソはしきりと絶叫する   12

2015年04月09日 | 韓国

(朝鮮王朝期の農民) 

「朝鮮王朝は19世紀に事実上解体していたんです。」・・・ イ・ヨンフン ソウル大学教授

 

国史学会(韓国)では、朝鮮王朝が滅んだのは荒れ狂う盗賊(日本)のせいであり善良な主人(朝鮮政府)の失政ではないとされている。(記者の質問)  (以下「 」内はイ・ヨンフン ソウル大学教授 談)

「朝鮮王朝は19世紀に事実上解体していたんです。人口増加によって火田民(山林で自活する民)が増えたので山林が荒廃してしまうのです。少しの雨で土砂が田畑に流れ出し農業生産を減少させました。

18世紀中葉に比較して19世紀末にはほとんど3分の1程度に(農業の)生産性が落ちます。1850年に入ると米価は暴騰し政治、社会の混乱が続きます。(朝鮮)王朝は何の対策も打ちませんでした。」

 

日帝(日本)が、土地調査事業で土地を収奪し食料を強制的に奪ったのは事実ではないか。

「1982年、金海(キメ)郡庁で土地調査事業当事作成した文書が大量に発見されました。この資料を用いた研究結果によると、総督府(朝鮮総督府、日本がおいた朝鮮の最高行政機構)は国有地に関わる争いをあつかうにあたり公正な立場でした。

全国484町歩の国有地の中で12万7千町歩だけが国有地として残ったのですが、それも大部分は朝鮮の農民たちに有利な条件で払い下げられました。(総督府は)食料も市場で買い入れたものであり、やたら強奪したものではありません。」

 

にもかかわらず、なぜ、”日帝が土地調査事業をしながら全国土の大部分を強奪した”とされているのか。

「わが学会には、厳正な審判官などというものはいません。先進国では学会を支配する厳格な審判者グループというものがいて(事実関係の)判定を下します。後進国ではこういった審判者グループが存在しないため、何が正しく何が正しくないかを大衆はもちろん研究者も知ることができません。」

 

日帝時代をあつかった”アリラン”を怒りと狂気に満ちた作品だと批判なさった。250万部が売れたベストセラーを過度にこき下ろすことにならないか。

「土地と食料収奪、虐殺等この作品が描く内容はあまりにも事実とかけ離れていています。学校の図書館で(この)本を借りて読んでみましたが、学生たちが所々身にメモを残しているんです。日本人巡査が、土地調査事業を妨害したとする農民を即決処分する部分では、『ああ、なんてことを。』と怒っているんですよ。民族主義が金儲けになっている今日、被害意識ばかり大きくなっているのです。正しくない近現代史によって公教育が行われているからです。」

                                                                出典  「政治指導者の誤った歴史観は国を滅ぼす」    訳 からけん

 

 

( )はからけんがつけました。どの国でも愛国低能原理主義が困りものです。     

 

 

 

 

 

 


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