家電量販トップ、ヤマダ電機の新任フロア長だったAさん(仮名、当時23歳)が2007年9月、昇進から約1カ月後に過労自殺した問題をめぐり昨年末、損害賠償などの支払いを求める遺族が会社を訴え、前橋地裁高崎支部で係属〔争?〕中だ(8月10日付当サイト記事『ヤマダ電機、過労自殺社員の遺族が提訴 週間残業47時間、精神障害を発症か』)。責任を認めないヤマダ電機は全面的に争う姿勢。
(Business Journal 8月25日(月)6時0分配信 一部略、〔 〕内はからけん記す)
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会社には開発、生産、流通、販売を問わず匂いというものがある。で、その匂いが悪かった場合、ほどなくその会社は滅びる。NHKはせっせと飲み屋チェーン会社の社長を持ち上げて理想の経営者とたたえた。だが理性的な嗅覚を持っていたら、最初っからその異様な匂いに気がついたはずだ。
ヤマダも週47時間の残業をさせたことは認めつつ過労死は否定している。
葬式で従業員たちが号泣したことに良く現れている。従業員は、明日はわが身であることを感じ取っていたのだ。それは従業員、出入り業者、客の態度、表情を通じていわゆる会社の匂いを作る。
マクドナルドの引きつった、追い込まれた、作り笑顔から出る大声はごめんだ。が、世の中はバカをはした金で使うセコい所ばかりではない。会社に入ったとたん、従業員の笑顔や数人で駆け寄ってくれ、あったかい雰囲気で迎えてくれるところがありそこは、必ず栄える。
科学的根拠はないが、不思議と、どこかにトラブルを抱える会社には、運が向かない。
近所のヤマダに行った。どこかのおっさんが怒っていた。電球がほしいのだが、家の電球が切れているかどうか分からないので持ってきていた。
すまんがテスターで測ってくれ、とおじさん。テスターとは何ですか、と店員。さらに重ねて、当店にはテスターとかありません、とぬかした。
まあ、ここでキレなかったら神だな。
これもその電気屋の匂いのひとつだ。