か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

The Kyushu Symphony Orchestra

2014年05月14日 | 音楽

歴史は長く、最初は九大フィルといって九大生を中心とする楽団だった。そこにOBが増え指導者が加わり名称も変更して現在の姿になった。

今度も5月20日にアクロスホールで定期演奏会をやるようだ。この楽団のいいところはべらぼうな料金を取るのではなく、庶民が楽しめる金額に設定しているところだ。

外人を呼ぶと大して上手ではないのに金儲けのため一人2万とか3万とかとる。僕は入り口で気絶している人を何人も見た。

日本人は繊細でつやのある音を出す。コトッとかギッという音を出されれると気持ちが元に戻るまでしばらくかかる。韓国人はその上、足をゴトゴトやる。ところが、日本人が不要な音を出したのを僕は一回も聞いたことがない。

ただ、重要な点を見落としている。曲は何のためにあるか。曲芸ごっこをしているのではない。隣の線を弾いてしまうと確かにぞっとするほどいやだ。

だから日本のバイオリンの先生は雑音に異常に神経質になる。

問題は、そこで曲がこじんまりとしてしまうことだ。激しい曲に多少の雑音は問題ない。

九響の演奏会は個性を消すことで「そつ」のない演奏を目指すスタイルだった。どちらがいいかは分からない。ただ、外人が弾くと、とくに朝鮮、立ち上がって止めさせたくなる。50年前に日本に多かったタイプだ。「小金もち」になったのをいいことに貧乏人を見下すために弾いている。こいつらは、楽屋でもうるさい。

技巧はかなわないが一ヶ月あれば朝鮮をぎゃふんといわせる演奏ができる。鮮人は芸術家と大道芸人を混同している。これでは半島に芸術が開花する日は来ない。

最後に面白いことがあったのでひとつ。

久留米市の城島ホールとか何とか言うところでこの九響の演奏会があった。期日直前にチケットを買ったので「F」だった。ところがS席ですといわれた。SはA ~Dぐらいだろうと思ったので、これはラッキーと喜んだ。

何のことはない。全部「S」席だった。ホールの、黒と赤の斜めの縞模様の内装は、場末のストリップ小屋のようだった。さらに、指揮者は手で押さえるしぐさをしてアンコールを断った。百姓をバカにしたな。いつから偉くなったのか。でもカリカリしてヒステリーを起こしちゃいかん。バカはどうでもいいことに悲鳴を上げる。アンコールはおまけだ。

観客にも責任がある。不要なところで拍手されるとどんなに迷惑か。ちゃんと拍手すべきところでも拍手のタイミングがちょっと、ほんの3秒早い。早く終われといわんばかりだ。モスクワやウイーンでは弾き終わって5秒して拍手が鳴る。だから録音場所に選ばれるんだ。間違っても城島で録音なんてしない。アンコールも当然にない。

客とオケと相互に作り出す、音楽という本質で感動しよう。

20日、アクロスはいいぞ。ぜひ「S」で。





  


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