か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

「ビビ」  いやなお出かけ

2020年12月03日 | 

ビビがブスになってきた。最初は目がこれだよ、それが、今日お出かけしたら

 

目がこれだ。

 

お出かけしている間、ずーっとブス。

なんか百年の恋も冷めたしまう。

タダと思って食うのだけには熱心だ。

器はクリスタルだぞ、クリスタル。

 

 

でも、顔で判断しちゃあいかんな。そりゃあわかっているけど、人間の場合でもそんな気持ちにならないかい?

 

ブスな赤ちゃんを嬉しそうに見せびらかす親を見て、僕はかわいいじゃなく、かわいそうにと思う。よくこんなんののために勤労意欲がわくよ、ひどい場合はよく育てるよと思ってしまう。

 

ビビがブスになった。目も透き通るようなコバルトだったのに、有明海の干潟のようになった。

 

ブス側の反論はもっともだ。

「好きでブスやってんじゃないのよ。この顔で一生生きていく身にもなってよ。」

 

この反論は人間の場合でも同じだ。十分同情する。

 

だが、人には理論より前に大脳辺縁系に響く直感というものがある。見ろよこのやる気のない顔。

相互に相乗効果もあるんだろう。みんなから「かわいいね、天使のようだね」と言われ続ければ本人も笑顔になるし優しい気持ちは顔に影響しないはずない。

 

一方、ほめようがないもんだから無理して「健康そうね」とか「元気ね」とか、棒読みで「かわいい」とか言われ続ければ性格もゆがむというものだ。

神は実に不平等に人や猫を愛したようだ。

 

そう思っていたら、

顔を隠した。

 

何故こうなってしまったんだ。最初は、

かわいくて元気で、

ま、捨てたりはせんけど、僕はビビと絶妙な時期に出会ったみたい。

人間の場合、一か月でここまで豹変しない。ただ、10年たつとカバになる。しかもカバの餌はカネだ。

 

ちょうど一か月たったスネブスビビでした。

 



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