酔芙蓉が今日の晴れた空に満開になっていました。
一瞬、今頃?と思いましたが、
酔芙蓉にとって今年最後の花舞台なのかも知れません。
「酔芙蓉」と云えば、思い浮かぶのは、石川さゆりのヒット曲「風の盆恋歌」
蚊帳の中から 花を見る
咲いてはかない 酔芙蓉
・・・・・
しのび逢う恋 風の盆
「蚊帳の中から・・」とは何とも艶めかしいですが、
儚い大人の恋物語、原作は高橋治の同名小説です。
酔芙蓉は、朝開いて夕方には萎む一日花、
開花した時は純白、時を追うごとにピンクに変わり、深紅になり萎みます。
この酔芙蓉の艶やかな儚さと哀切に満ちた胡弓が奏でる風の盆、
高橋治さん、さすがは直木賞作家です。
先ずはご覧下さい。
長居植物園にて
(E-M1+40-150)