最近、完全に夏バテ気味。そこで、屋内で涼しく花を観賞できるという
大阪で唯一の「咲くやこの花館」高山植物室を訪ねました。
「スイスアルプスを代表する花」と紹介されていましたが、
古い世代の者にとっては、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌「エーデルワイス」
で知った花です。主演はジュリー・アンドリュースでした。
上演は1965年(昭和40年)ですからもう半世紀近く前の映画です。
一見、花びらに見えるのは苞葉で、中心の球形のものが花だそうです。
苞葉全体が白い綿毛に覆われています。
遠目ではこの白い綿毛が薄く積もった雪のように見えます。
この花を見る度に「エーデルワイス」を聴いて思い描いたイメージと
実際の花との落差に戸惑いを覚えます。
しかし、高山という過酷な気候下で生きる花にとって最も環境に適応した
のが現在の有り様です。勝手な人のイメージなど迷惑千万でしょう。