日々雑感

豊かな四季の移ろいを記憶にとどめて行きたいと始めたフォトブログです。暫しご笑覧下さい。

陽光桜が満開になっていました

2019年03月26日 | 四季の移ろい 長居植物園

 この桜が咲くと必ず思い出すのは、2015年に公開された、終戦70周年記念映画「陽光桜」です。

主演は渋い脇役、名優・笹野高史さんです。
 この陽光桜という品種を開発したのは、愛媛県川内町の高岡正明という方です。


 高岡正明は、戦時中、軍国教育を行っていた青年学校の教員でした。
多くの学生を戦場に送り出しました。

しかし1945年日本は敗戦、自分が送り出した学生の大半が帰ってきませんでした。

その現実を前にして、高岡正明さんは激しい自責の念に駆られます。
 寒いシベリアや熱帯の戦地で亡くなった教え子の鎮魂を願い、
どの地域でも花を咲かせるサクラの品種の開発を決意します。
そしてその30年後に完成したのが陽光桜です。

 その陽光桜が今日、満開になっていました。

 高岡正明さんが陽光桜に込めた思いを、今どれだけ生かされているだろうか。

うららかなお天気の下で咲く陽光桜を見上げながら、そう思いました。

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映画「陽光桜」ホームページ:http://www.movie-yoko.com/*

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長居植物園にて
(D7200+18-270)


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白い杏の花と愉快なメジロさん!

2019年03月25日 | 四季の移ろい 長居植物園

バラ園の一画で咲く白い杏の花に数羽のメジロさんが飛来し、

好みの花を見つけては熱心に吸蜜していました。

何時もは慌ててカメラを構えるのですが、今日は、すこし撮影するのは後回しにして、
飛び回るメジロさん達を観察してみました。

するとそれぞれに個性があるのに気付きました。

ちょこまかと落ち着きのない子もいれば、これと決めればその花に集中する子、個性がそれぞれ違うようです。

この子は、おなかがいっぱいになったのでしょうかねぇ。

ちょこまかどころか本当に吸蜜しているのどうかと思えるほど次から次へと花弁を食い散らかし遊んでいるようでした。

こちらは逆に、悠然として大人の雰囲気をもった子でした。

お陽さんが好きだけなのかどうか知れませんが撮影する側にとっては本当に有り難い存在です。

こちらは逆に警戒心いっぱいの子。少し体格も小さいようでした。思わず、頑張れよ!と声をかけました。

上3枚は、好奇心旺盛な子。

吸蜜するのはそっちのけでこちらの動きを興味深そうに追ってくれました。

お陰で一番沢山んの絵を撮ることができました。

最後です。上3枚と同じ子です。すまし顔でポーズしてくれた時のものです。

本当にありがとう、お陰で楽しい時間を過ごすことができました。

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長居植物園にて
(D7200+18-270)


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満開の木瓜の花

2019年03月24日 | 四季の移ろい 長居植物園

今日は、三寒四温の「寒」、底冷えさえ感じる寒さでした。

青空と白い雲が映り込む大池。

本格的に芽吹き始めた枝垂柳。

先週あたりから、ピンクや真っ赤な木瓜の花が、満開です。

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長居植物園にて
(EM1-12-100)


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白い李(スモモ)の花が、満開でした

2019年03月23日 | 四季の移ろい 長居植物園

キッチンガーデンで、スモモが満開になっていました。

青い空、白い花、黒い幹。

スモモは、梅の花が散り桜が開花するまでの、ほんの短い間に開花します。

決してこの順番が入れ替わることはありません。

まるで開花をコントロールするオーケストラの指揮者のような化身が存在するかのようです。

毎年、このスモモの開花を見るとそう思います。

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長居植物園にて
(D7200+70-300)


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ツバキの競演・淡色沖の石が一際、輝いていました

2019年03月22日 | 四季の移ろい 長居植物園

ツバキ園が今、様々な種類が咲き誇り、その美しさを競っています。

今日はその中でも特に「淡色沖の石」というパネル表示があったツバキが見事でした。

淡い縞模様のものと一色のものが同じ枝に咲いているのが不思議です

この淡い縞模様がとりわけ美しく見えましたが。。。

しかし、この淡いピンクの単色も捨てがたい輝きでした。。。

結論は、「実に優劣つけがたい美しさ!」でした。

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長居植物園ツバキ園にて
(EM1-12-100)


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