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母の介護

2012-03-13 23:58:55 | 日々是好日
金曜日より母の介護のため実家へ行っておりました。

施設にすっかり慣れた?慣らされた?母は食事~薬~歯磨き

トイレとそれはもう規則正しく繰り返していく。

施設へ行く日が迫ると前夜から騒ぎ出す始末・・深夜3時ごろから

私の名前を連呼、寝かせてくれず最終日はさすがに疲れが出てしまいますね。。。。

毎日介護なさっている方々の大変さは体験したものでないとわからないと思う・・

感情のコントロールが出来ない母ですが不思議にも昔のことは記憶が鮮明なのです!

褒めると饒舌に自分の得意だったことを話し、母を追い詰める話だと話をすり替える

ボケたふりをするのである。家事の合間、椅子に身を任せている母を見ていると

何を想っているのかしら・・そこにはやんわりとした老人がいるだけなのに・・・

いつか来る道の自分がそこにいるようでギィクゥゥ・・とするのである。。。

1月に会った90歳の叔母の話を想いした・・子供達の顔を忘れていく中で体は達者で

ぴんぴんしてる叔母が私に、人間はボケると愛が消えてゆく・・・子供達も

私には愛が無くなってゆく・・と真顔で話したときは唖然としたのですが

一瞬正気になった叔母の本心なんだな~だと思った。

愛が消えてゆく・・切ない言葉だが妙に心に残る・・

私の愛と感情は・・最愛の人だから?娘だから?子供としての義務?親は理屈じゃない!

私の血・肉・考えたことも無く私そのものなのです!

介護もなく人生を終える人、長患いで旅立つ人・・その境界線の意味することは・・・

そのどちらもその人が生きていた証を見届ける。尊厳な死を見届ける。


3・11鎮魂の日  母と二人静ずかな家で涙にくれた一日でした。






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