終戦から67年目の夏

昭和20年8月15日終戦・・日本で一番長い日

平成24年8月15日私達は歴史を確認する日・戦後67年目の夏・・正午黙とうをする

他府県とは違い、住民を巻き込んだ地上戦で１8万人もの犠牲者があった

沖縄で生まれ育った私。67年の歳月をいまだ基地への怒りと苦悩と

その他の不条理に泣かされている沖縄。幼いころ忌まわしい出来事を

祖母や両親周りの大人達からよく聞かされてのですが、ものごころついた頃は

すでに豊かになっており、復帰後は進学、就職は他府県へと羽ばたいた世代で

正直大変さを知らない私でした。が・・東京で生活してみて初めて知った現実は

沖縄の出来事は沖縄の問題であり、意識の格差に愕然とした！

観光の沖縄は皆さん詳しいが、美しい碧い海に眠る深い悲しいことは知らない！

それもそうだわ！ここでは報道がいつも後追いだし・・紙面にも載らない！

先日沖縄に出かけた際、ホテルの新聞で知ったのですがベトナム戦争時代に

使った枯れ葉剤が今も基地に存在することを・・ゆゆしきことですが東京の

紙面には載らないことなのです。

以前、基地には放し飼いの家畜がいると聞いたことがある、核納庫から

漏れていないか・・真意のほどは解りませんが・・

戦争は沖縄だけではなく、日本全土が焦土となりし310万もの命がなくなった。。

昨日今日NHKの戦争に関するスペシャルを観て、国家のリーダ達の証言を聴いて思う

現実を直視する勇気！決断をすることがないまま！終戦を迎えたことが最後の3か月で

30万人が亡くなった・・失くすることもなかったのでは・・

統治構造の問題を強く感じた。ナレーションで過去から学ぶのは何かという問いに

私は言いたい！「戦争に大義などない！負の遺産を残す戦争は絶対にやってはいけない！」

日本の復興の礎を担った先人に感謝です。。合掌