昨日、6月23日は日米の激しい地上戦によって県民の4人に1人が
犠牲になった沖縄戦。日本軍の組織的戦闘が終わった日。
尊い命が奪われた沖縄戦から76年が経ち 戦没者を追悼する
「慰霊の日」でした。子供の頃から心に刷り込まれたその日は
忘れることのない、県民一体の特別な痛みを共有する日です。
各地で祈りに包まれたことでしょう・・
他府県に住む者にとってもきっと同じでしょう・・
戦争という圧倒的な力の中でその時起こった様々な悲劇は
想像できうる限界を超え、戦争を知らない世代で沖縄で生まれ
育った私は、周りの大人たちから聞かされた体験話やあるいは
沖縄に関する記述したもので知る程度であった。
戦争の爪痕が深く刻まれている沖縄は76年経っても基地
という存在の中で終わってない長き月日を怒りの中にいるのです。
遺骨収集のある記事を読んでいたら、糸満市に建てられた
「魂魄の塔」には戦後野ざらしになっていた3万5千もの遺骨が
収められているという・・亡くなった前知事翁長雄志さんは
ここで「平和を守るには鬼になる」と誓ったといいます。
菅首相は官房長官当時、その翁長知事に「歴史を持ち出されたら
困る」と言い放ったという・・今や総理として立場が変わった
菅総理は今ならどうお答えするのでしょうか???
国難のコロナ禍を指揮しているがコロナで私達国民は政府の
軟弱さを知った!!
有事の時の不公平には我慢ができないのが人間です!!
差別・不条理は怒りを奮い立たせるのです。
沖縄の戦後が終わらない今の状況から76年の月日ははるかに
遠ざかりつつある・・・歴史の掘り起こしが難しくなっている
現状も否めないが・・国を継続するのは平和があってこそ!!