国立新美術館に書道展を観に出かけてまいりました。知人から戴いた招待券!
無駄に出来ず、というより書が大好きな私・・梅雨が明け目もくらむような
日差しが強い昼下がりひとりぶらり・・たっぷりと堪能してきたわ~~
3階までの会場に隙間なく展示された作品、すべて秀逸なのですがなんせ
もの凄い数の作品、会場を後にする頃には文字のシャワーに酔ったわ。。。
毎日展を築いた先人の書は見応えがあり(撮影は禁止)感激いたしました。
女性書家で好きな熊谷恒子様の仮名文字は美しく、お写真のお姿は書の品格を
備えた佇まいがとても素敵でした。先師が敬愛してやまず・・ことあるごとに
もし展示会があったら熊谷様の書をご覧くださいませねと・・おしゃっていたことを
思い出し、先生がお元気だったら仮名を続けていたのに・・筆を置いてしまい今は
仮名と離れており・・続けてないことに深い後悔とため息がでた・・
黒と白と余白の世界が魅力な書ですが、そこには筆者の人格が大事な要素、その人格は
美に対する意識が基盤になっているもので教養が必須の条件となる。書は精神的な
芸術であるが技術を度外視しては成り立たないと触れてあった・・芸術は奥が深い~~
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