古典着付けの師匠が亡くなって早4年が経ち仕事関係者や生徒さん達
への形見分けの集い、偲ぶ会、一周忌、三回忌を終え、師匠の不在は
舞台の仕事で聞きたいことがあっても聞けない・・師匠がいないことの
不便さを皆が感じております。
時代考証から着付け、和裁、化粧、歌舞伎衣装にも精通しとにかく
マルチに活躍していた師匠でした。ダンディーで美意識の高い師匠は
ご存命なら84歳・・そのスタイルとお顔は実年齢よりもかなり若く
見え、素敵な師匠でした。
一連の集いを終え、甥御さんから慰労会のお話が出て、浅草の
「ボナフェスタ」で実行委員会として4年間動いてくださくださった
10名(人選にとても悩んだのですが・・)で
和やかに楽しいひと時を過ごしてまいりました。
皆様、大先輩ですが元気に舞台の仕事をなさっているの、中には80代の方
方がお二人、他の方は後期高齢者!一応この中では私が一番若いのですが
私よりも体力があり、技術もはるか上・・先輩方のパワーは凄い!!
皆様からいろいろなものを頂戴し帰りは荷物が重いのなんの・・
嬉しいお品がいっぱいでした~~👆写メの編み物はH様の手作りのアイデア❤️
傘の柄に通すもの・・これからの傘の出番が楽しみです~~
世話役として4年、たくさんの関係者とのやり取りの中で師匠の置き土産は
私にいろいろな事を教えてくれました。人と関わる中で利他の心をとても
感じたことでした。先輩方からの仕事の依頼も増え、お人と繋がる意味を
強く思った4年でした。
ひょんなことから始まった着物の世界、私の師・友も着付け道の中にある。
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