今年2月まだ寒さが厳しいなかで暖かな日を選び昨年のサギソウの球根を取り出し一鉢に20球位つつ6鉢に新しい水苔で根気よく植付けた。
春暖かくなりそれぞれの鉢に小さな芽が顔を出しはじめ順調に生育し8月の開花を楽しみにしていた。
水遣りは雨水を溜め自然と同じ様な環境をと気を配りして栽培に力を入れて来た。
しかし昨年と同じ棚に置き同じように育てて来たが、今年梅雨の時期長く日照時間が昨年より極端に少なく心配していたがそれでも8月に入り花芽が観られる様になり今年も昨年同様真夏の青空に鷺の乱舞する姿が観賞出来るものと信じていた。
ところが暑くなり出した頃から何れの鉢も枯れだしたモノがありその都度取り除いていたが、残念次々と駄目になり遂に昨日一本も残らず今年の開花は皆無となって仕舞った。
振り返ってみると長梅雨で日が当たらず風通しも悪く悪条件が揃い過ぎた様だ。
残念ながらここ数年続いていた夏場のサギソウは今年は残念ながら観る事が出来なくなってしまった。
昨年痛めた腰・背中の回復が遅々として進まずここ一年間は趣味の山野草栽培も手抜きして、せめてサギソウだけはと痛い身体に鞭打ち植替え頑張って来たのにと落胆の気持ち大きい。