消費税増税が2014年4月より予定されていいます。(TVや新聞では決定していることのように言われていますが、まだ決定ではありません!)
増税で最も影響がある人が住宅購入をする人だと言われています。
2000万円の家を建てるとすると今までは100万円だった消費税が、8%化の時に160万(+60万円)、10%化の際には200万円(+100万円)もの負担増になってしまいます。
そんな負担増をごまかそうと(緩和しようと)、緩和策が検討されています。
その案としては、8%導入時には年収510万円以下の人で最大30万円、10%導入時には年収775万円以下の人で最大50万円の現金給付をするものです。
これが実現しても増税分の半分は自己負担です。
ただ、住宅ローン減税の控除額拡大やローン金利の変動などもありますので、合わせて検討して消費税増税前に建ててしまうのか、建てないのかを決めると良いと思います。
焦らず冷静に検討してください。
増税で予算2100万円の方は今まで工事費用に2000万円かけられましたが、2014年4月以降は約1944万、そして2015年10月からは約1909万円しかかけられなくなってしまいます。
これから家を建てるかもしれない立場と、家を建てる立場としはて正直厳しいですよね。
同じ予算で建てた場合56万円~91万円のコストダウンどうしましょう。(@_@)
良い家を提供したいのでしっかりした仕事はしたいし、設備もグレードダウンしたら施主さんが不便になる・・・(T_T)
深く考えなければ工事関係者を叩けば良いんですけどね。
あからさまにそんな事したら当然真面目な仕事からは遠ざかるのは目に見えていますし・・・。
この調整が丁寧な家づくりをする工務店に突きつけられる大きな課題です。
信頼していただける方のためにがんばらなければ。(^^;)
P.S
ちょっと調べればわかりますが、消費税を上げて消費税税収はアップしても消費が冷え込むため景気は良くならず、総税収はむしろ減っています。
税収が足りないから増税するというのが増税理由ですが、つじつまが合いませんよね。
政府の言い訳(説明)をきちんと聞きたいものです。
千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com