先日の朝、現場に行って会社へ戻ると留守番電話が。
留守電を確認すると「トイレの水が流れっぱなしでぜんぜん止まらないの・・・」
とのレスキューメッセージが。
えっ?流れっぱなし???チョロチョロ漏れてるとかじゃなくて???と思い
数分前の電話で近くだったので確認電話もせずに、現場へ急行!
着くなりタンクを開けるとタンクに全く水がない・・・
水の止め方を説明してあったので、おうちの方が止めておいただからなのですが、
全くないの??? で、バルブを開けても全く止まらない、溜まらない (-_-;)
内部を確認すると・・・
あ~れ~っ!なんでそこ折れる???
ちなみにこの部品はボールタップという水が溜まると止まるようにするバルブ
(通常はここが多く故障します。)が壊れた場合に水がタンクからあふれるのを防ぐ
オーバーフロー排水パイプです。
タンク底のゴム球で蓋がされている通水口より下につながっているので、折れると
そこからショートカットして水が流れ出ます。
大きな負荷はほとんどかからないし、どう考えても折れる場所じゃないよね???
どうしちゃったの???
これでは簡単な修理では治りませんし、さすがにこの部品は在庫していません。
ということで部品を注文して後日出直し。
ほかにもトイレはあるので、止水してトイレ使用禁止にしてお待ちいただくことに
しました。
ちなみに汎用性があるボールタップや排水レバー、ゴム球は在庫しているので、
大概の場合にはなんとかなります。
対処が終わるとトイレそばの床に説明書が。
なにか対処できないかいろいろ調べたそうです。
残念ながらこのレベルのトラブルへの対処方法は書いてありません。(^^ゞ
でもその頑張りはすごいです。 お疲れ様でした。m(_ _)m
まだ午前中なので、帰宅して部品を調べて発注を。
ここで、設備屋さんを呼んで・・・なんてやっているとタイムラグが大きく
なりますが、できる限り自社で対応してしまうのでラグが大きくなる可能性が
減らせます。 コストも減らせると思うので一石二鳥?
自身で対応すると私はそれなりに大変ですが、それがお世話になっている方々への
アフターサービスだと思いますので。(^^ゞ
私が動けない時は最大限頑張りますが、タイムラグはご勘弁ください。m(_ _)m
修理は、在庫もありスムーズに部品が届いたので、部品を持って交換に。
タンクを一度外して、部品を外すとこんな感じでした。
特に改良も見当たらなかったので、やっぱりマイナーな故障だったようです。
おおよそ16年間での破損。先日浴室換気扇&出入口戸車の修理をしたばかり。
16年も経つとちょこちょこ壊れてお金がかかるねぇと言われましたが、
全部で数万円なので、簡易メンテナンス費用のうちだと思います。
こういったトラブルは家をお持ちのみなさんには誰にでもありえますので、
心の準備はしておいてくださいね。
千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com/