加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

田舎暮らしの家(仮称) 仕上工事

2010-04-11 | 現場日誌

桜は今週末が見納めとなりそうですね。
現場が追い込みなのですが、お天気が悪くてこまります。

20100410 現場では引き続き内外装工事の仕上げが続いています。
外部では大きなウッドデッキを製作中。(写真1枚目)
最近ではウリンやイペなど(公共建築などで見かける臙脂系のデッキ材)が人気ですが、当社では米ヒバをおすすめしています。
ウリンやイペ材は高耐久を誇る南洋材ですが、下地になる材料が少なく、一般的には他の耐久性の低い木材の防腐処理品を使うらしいのです。(>_<)
デッキ材が高耐久なのに、下地になる材料が防腐処理材なんて・・・。 
私ではちょっと考えられません。(^_^;)
ましてや耐久性を必要とする場合のデッキ材などを米松などで作るなんてあり得ない話ですね。
私たちの考えは、素材そのものの耐久力が大切で、薬剤処理などはいずれダメになると考えます。
変なたとえですが、私は花粉症で、薬でアレルギーを抑えてはいます。しかし、そもそも花粉症じゃない体の方が良いです。
薬が切れれば花粉アレルギーで苦労しますので。
わかりますか?(^_^;)
と言うことで、材が揃いやすく高耐久が自慢の米ヒバ材をよく使います。
ウリンやイペに比べて経年変化でグレー色になってしまいますが、その辺さえ問題なければ良い選択だと思います。
重歩行場所でもないので、耐摩耗性も一般的で良いですしね。
毎日出入りに歩いたりする場所ではウリンやイペの方がつ強いですね。
オール米ヒバに、当社独自の腐りにくい細工を行って製作中です。高耐久材料でも、使い方次第ではその性能は発揮しきれません。
そのほかには玄関ポーチや給排水も施工中です。
内部では建具屋さんが仕事を終え、電気屋さんが仕上げに入っています。
LAN工事の配線や(写真2枚目)照明器具の取り付け(写真3枚目)、コンセントやスイッチの取付を進行中。
懸案だった?TVアンテナも設置後、テレビにて実際の映像が確認して地上波デジタル放送受信クリアです。(^_^)v
電気屋さんひと安心(^_^)
私はと言うと、内部で設備機器取り付けや自然素材塗料の塗装を行っています。(写真4枚目)
夜なべ(残業)で塗ったので照明が付いた中の模様が確認していただけます。
漆喰は照明にあたるとより綺麗に見えます。
今回の塗料は純粋に自然素材だけで作られた塗料で、人体や環境への害が最小限のものです。(^_^)
リボスなどと比べると、少し塗りにくさがありますが、メリットもあるのでどちらがよいかは微妙ですかね。
残すところあと少しです。
気合いを入れて仕上げます!p(^o^)q


木と漆喰と紙で造る、日本の良き伝統を生かした自然素材派住宅

南房総 加瀬工務店

T.K
http://www.kasekoumuten.com

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