けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

映画「おと・な・り」(熊澤尚人監督)

2014-05-29 18:00:00 | 映画
少し前ではあるが、熊澤尚人映画「おと・な・り」を観た。
出演は岡田准一さんと麻生久美子さん。



岡田さん演じるは、風景写真を撮りたいという夢を抱きながらも、
人気モデルの撮影に忙しい、カメラマンの野島聡。

一方、麻生さんが演じるのは、
フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、
フランス留学を控えた登川七緒。

同じアパートの隣同士ながら、
一度も顔を合わせたことがないふたりは、ともに30歳で恋人なし。

いつしかお互いに隣から聞こえる生活音に安らぎを感じるようになる。
音によって心を通わせる、ふたり。

最後まで観ると、あ~良かったと思える作品。
また、作中で使用される、はっぴーえんどの「風をあつめて」も良かった。
ただ、岡田義徳さん演じる氷室肇は、こういう人はいそうで怖い。



「風をあつめて」 作曲;細野晴臣 作詞;松本隆

街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら
汚点だらけの 靄ごしに
起きぬけの路面電車が海を渡るのが 見えたんです
それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです 蒼空を

とても素敵な 昧爽どきを 通り抜けてたら
伽藍とした 防波堤ごしに
緋色の帆を掲げた都市が碇泊しているのが 見えたんです
それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです 蒼空を

人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら
ひび割れた 玻璃ごしに
摩天楼の衣擦れが舗道をひたすのを見たんです
それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです 蒼空を
コメント
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