けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

映画「犬に名前をつける日」(山田あかね監督)

2015-11-08 00:00:00 | 映画
昨日、小林聡美さん主演の映画「犬に名前をつける日」を観てきた。
映画館で映画を観るのは久しぶり。

これは愛護センターなどのわんこたちと
その子達を懸命に救おうとしている人たちの話である。



小林さん演じる久野かなみは、愛犬を亡くし、
悲しみくれて何もできない、テレビディレクター。

そんな久野は、先輩映画監督から
「悲しむ暇があるなら、犬の映画を撮れ」と励まされ、
犬の命をテーマにした映画を撮り始める。

そして、愛護センターに連れてこられたわんこたち、
その子たちを救おうとする人たちに出会う。





別れた夫役には上川隆也さん。
実際の上川さんの家の子もいわゆる保護犬。
ノワールちゃんというそうだ。



きりりとしつつも、安心している、優しい顔。
わんこと寄り添っていると、気持いい。



「犬の幸せはどんな人と出会うかで決まる。」
冒頭のポスターに書かれた言葉である。

本当にそうだと思う。
そして、名前をつけてもらい、家族になっていく。



この作品を観て、預かりさんたちの大変さを改めて知った。
このような方々のおかげで、多くのわんこが救われていく。
悲しい場面もあるが、多くの人に観ていただきたい作品であった。

実は、おちぇも愛護センターに持ち込まれた子である。
しかも、生まれてから間もなく。



兄妹3人で連れてこられたらしい。



無邪気な顔。
どうして、こんな可愛い子たちをと思う。

そして、本作品に出てくる保護団体の方々の手によって、
引き出され、預かりさんのもとへ。

この時、預かりさんたちに出会わなければ、
おちぇはこの世にはいなかったと思う。おちぇの命の恩人である。



預かりさんのところへ行った後も
おちぇはお腹の病気になったり、危ない時期もあった。



元気になったおちぇは、無事、お見合いに。
初めておちぇに直接会った時である。



おちぇの名前は、預かりさんに付けていただいたもの。
体の弱かったおちぇに強く、元気に生きてほしいという、
願いが込められている。



予めお見合いを申し出ていたが、会ってみて、
改めて是非うちの子にさせてほしいと強く思った。



そして、2009年8月、うちにやって来た。
この日から大切な家族に。



うちに来た日から、おちぇはお昼寝ができ、
ご飯もちゃんと食べられて、夜泣きもしなかった。



翌日には、スリッパでいたずらをしたりもできた。



お外に行くと、自動車が怖くて、奥さんにしがみつく。
まだうちに来て2日目であるが、ずっと一緒にいるみたい。



おちぇはとても怖がりであったが、
預かりさんのところでたくさん可愛がられ、大切にされたから、
うちに来てからも安心して暮らすことができたのだと思う。





人の幸せもどんな人やわんこと出会うかで決まるのだと思う。
おちぇに出会えて本当に自分たちは幸せである。

大切な子を我が家に託してくださった、預かりさん。
おちぇをセンターから救い出して下さったこと、
おちぇが病気になった時、元気にしてくださったこと、
おちぇの家族に我が家を選んでくださったこと、
今も親しくしてくださり、旅行にまで一緒に行ってくださること、
(おちぇは皆さんにお会いできるのを楽しみしています)
本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。

自分たちはおちぇと一緒にいられて、とても幸せです。
おちぇが少しでも幸せを感じ、自分たちと一緒に暮らせて、
出会えてよかったと思えるようにしていきたいと思います。
コメント (2)
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