16年10月期の最終回まで観た連ドラ(その1)は、
「砂の塔~知りすぎた隣人~」(TBS・金曜よる10時)。
菅野美穂さんが主演となっていたが、
実際には松嶋菜々子さんとのダブル主演のようだった。

タワーマンションに越してきた、
菅野さん演じる亜紀たち、高野一家。

格安で購入でき、喜んでいたが、格安となったことには、それなりの訳があった。
(この理由については、特に広がらず)

低層階を見下す高層階の住人たち。
ぎりぎり高層階に住む亜紀は、
見栄と虚飾にまみれた彼女らとの付き合いに苦労する。

そんなときに現れるのが、
岩田剛典さん演じる、幼馴染の生方航平。

子供たちに体操を教える好青年で、
亜紀にも優しい。

そして、ひとつ上の階にひとりで住む、
松嶋さん演じる佐々木弓子。
これまた亜紀に優しい。しかも、美人。

しかし、次第に弓子の本当の姿がみえてくる。

住人との付き合いに亜紀が苦労する一方で、
幼児が次々に誘拐される“ハーメルン事件”が起きる。

タワマンで暮らすことの苦労話なのか、
幼児誘拐事件を中心としたサスペンスなのか、
謎の過去をもつ美人のサイコ的サスペンスなのか、
あれこれと盛り込みすぎた感があった。
実も蓋もない終わりでなくてよかったが、
内容的にはまぁ普通。
視聴率は、全10話の平均10.2%。
最高は、謎解きがかかった最終回の13.2%。
松嶋さんが綺麗だったので、観続けられたが、
他の人であったら、途中で脱落したと思う。
