中央美術学園 新校友会~卒業生アルバム~

中央美術学園卒業生・新校友会ブログ。問合せや連絡は副田まで。sagamya954@fuwamofu.com

新年のご挨拶を申し上げます。

2011年01月01日 | いま、中美では

校友会の皆様、あけましておめでとうございます

画像は昨年8月、旧校舎の屋上で夜明け前日の出を待っているところです。

校舎が移転建設するので、私の主宰するアートサークル「チュービアーツ」卒業生メンバーが20人以上集まり、
原宿の2年生グループ展会場から~武蔵関旧校舎まで徹夜で歩いて屋上で日の出を見るという「夜のピクニック」でした
かなりハードな企画でしたが、これだけ大勢の人間が集まってくれたのは、
(アートサークルのイベントでもありますが)みんな中美が好きなんですよね~

屋上からみんなして見た日の出
忘れられない想い出ですね。

新校舎建設移転について
すでにご存知と思いますが、今年9月には武蔵関駅から徒歩4分程の場所に新校舎が建設されます。
学園理事会では、現学園長に学校移転に関してそのすべてを一任しております。
新校舎完成予想図等も発表済みですが、ぜひ、新校舎完成まで楽しみにお待ちください

学校のあり方について
昨年7月17日の校友会ブログ(バックナンバー参照のこと)記事で、学園新役員紹介とともに、私自身の目指す学校像についてお話しましたが、

「学生第一主義」は私がまだ20代の頃から常に志向してきたこと。

そしてその延長として「日本一、アートでアットホームな学校作り」を目指していきます。

学校のあり方の問い直し。
学ぶということ、教えるということ、
そしてなにより、導いて育てることへの問い直しが求められています。
これだけ不透明な現代においては、社会に出て生きていくために「折れない心」を持って卒業してもらう必要性を痛感しています。

「アットホームな学校作り」による、なんでも教職員に相談できる雰囲気作り。

「校友会の活性化」による、卒業生へのまめなフォローと「ふるさと」としての学校の位置づけ。

この二つの学校努力も、卒業後も力強く生きてもらうため、折れないための心作りにほかなりません。

学生のためを考えない先生
ただ偉そうにしている先生
学生を信用せず、信頼もされない先生
自分から学生と接しない先生
・・・中美には以上のような先生はいないと思いますが、真剣に正面から学生と向き合えない先生は必要ないです。

校友会について
昨年7月、渋谷NHKギャラリーで開催された「校友会七月展」は、会長後藤先生、副会長浅沼先生はじめ校友会みなさまのご協力により約100名の卒業生が作品展示した大展覧会となりました。

今後はより一層、学園と校友会の連携が求められてくると思います。

また、たとえばこの冬休みに入ってからも、私あてに毎日30人以上の卒業生や在校生からメールや電話での相談があります。
特に近年、求人が厳しい中、就職転職相談が増えています。
いま、ハローワークなどとも連携をとっていて、卒業生の求人紹介も広げているところです。
お困りの方はぜひ副田まで連絡ください。365日いつでも受付ます遠慮なく

「副田さんは忙しそうだし・・・」と、遠慮する卒業生の方がいますが、遠慮する必要はなく学校に来てもらってもかまいません。忙しいのはあたりまえなので。
(夜はひっきりなしに連絡相談が入るので、かえって学校の勤務時間内に相談に来てもらったほうがありがたいのです)

サークルについて
中美アートサークル「チュービ・アーツ」は、私が中美に入ってすぐに作ったサークル。

ギャラリーや美術館の見学会や新島旅行会、最近は独自に展覧会活動「サークル展」や「デザインフェスタ」や作品販売会「アートフリマ」を行ったりしてきました。

サークル卒業生はプロのアーティストやイラストレーターになっている人が多いと言われていますが、ただ教室で作品を作るだけでなくて、自分の作品を発表展示発売する習慣をつけて、学生時代からプロ意識を持つことが狙いです

もちろん、在校生メンバーにとっては、いろんな機会を通じて卒業生メンバーと出会い、刺激を受けるチャンスの場でもあります。

ただ一つ問題なのは、私自身が土日も学校で仕事することが増えたため、活動日を作ることじたいが大変なこと。
(学校からは手当てや交通費は一切もらわず、自分の休みの日に活動)
サークルのイベントを楽しみにする卒業生が多いので、なんとか工夫して運営していきたいと考えています。

私自身について
理事長職としての報酬は一切受け取っておりませんが、新校舎建設移転については現学園長に委任していますので、正直、理事長としての責任権限義務を果たしているとは言えない状況です。

現時点では、教務の責任者として現場での仕事が最優先となっております。

理事長任期二年間の中でできることは限られるかもしれませんが、新生中美の土台を作り上げ、次期学園長を育てようと考えております。

今後とも、校友会のみなさまの応援よろしくお願いいたします。

平成23年1月1日
中央美術学園
理事長 副田勝久