東日本大震災からまもなく13年。
年始にあらたな震災が起きてしまいました。
交通機関がストップして帰宅できない学生は校舎に泊まる者もいましたね。
ぼくも6時間以上歩いて自宅に着いたときには足に血豆ができていました
深夜になってやっと携帯メールが使えるようになり、多くの学生と連絡をとりながら自宅に向かって歩いていました。上の画像もそのときもらった写メの一枚。
教室で寝てます
震災翌日からは土曜日曜にあたり、もちろん学校は休みですが、学校周辺の一人暮らしの学生や卒業生で不安な者・食料ない者などがいるので、急きょ飲食類を大量に仕入れて学校を開けることにしました。もちろん自腹ですよ(笑)画像が残っていました。 交通機関が不安定で行き帰りだけで半日かかりましたが、自分にできる限りのことはやらないと。
その後、中美新校舎は最新式の緊急地震速報機器を導入
非常用飲食類を置き、帰宅困難者への対応できるようにしました。
ぼく(そえだ)自身が帰宅困難者なので、大地震発生時には学校に泊まるつもり でしたね。
毎年、楽しみにしていたイラスト系卒業生グループ展「やかんの休暇」展(表参道)も震災翌週開催でしたが交通機関がストップ状態。
いつもはアートサークル学生を連れて見に行くのですが、この時はさすがに学生を連れて出歩くのは危険と判断して、一人で見に行きました。
実際、この日の帰りも首都圏交通がストップ
それでも何人かの卒業生が来ていましたね。
今いる学校で就職面談をした学生も福島出身で家が全壊してしまったようです。
これから先もなにが待ち受けているかわからないことが多いです。それでも未来を信じることが大切ですね。
ぼくの人脈も年々、拡大しています。新たな学校からのオファーも増えていますが、中美卒業生のみなさんとのつながりも大切です。
夢に生きなさい。
チュービズムはみなさんの心の中に生き続けます