

実際に業界で活躍する卒業生が多いことで知られる中央美術学園。
いま発売中の「月刊美術」5月号の表紙絵は、アート卒業の三嶋先生の作品です。
特集も組まれていますので、ぜひご購読ください。
ところで実は、本屋さんで「月刊美術」を購入したとき、話題の漫画「重版出来」を見つけました。
その中に(テレビドラマでは省略された)こんなエピソードがあります。
某出版社の編集長は少年時代、かなり荒れた生活をおくる日々でした。
ところが、ある人と出会い、正しい道を示されて、今につながる夢を持つことができたのです。
そのことを聞いたある作家の先生は、それは「聖なる預言者」との出会いだと表現しました。
「運命の神は
人間が間違った方向へ
行かないように、
道を示す
人のふりをして
辻々に立っているそうですよ。」
学校の先生は誰でも「聖なる預言者」を目指しているものです。
進路などでどちらを選ぶか迷うとき、より良い助言をしたいと誰でも思うはず。
けれど、どこで いつ だれかに出会って、運命の歯車が回り出すかは、誰にもわかりませんね。
「人」でなく「本」やなにかの「作品」に絶大な影響を受ける場合もあります。
ただ一つ言えるのは、より良い出会いが多いほど、豊かな人生に結びつくということ。
「今月号の月刊美術」も「重版出来」も、図書室に置いておきますね。
きっと、この「本たち」も 良い読者との出会いを待っていると思うのです
いま、録画していた前回の
「重版出来」を見ているのですが、前回、火野正平が「聖なる預言者」役で、このエピソードが放送されていましたね
てっきり、ドラマではカットされたと思いこんでいました

きょうの、漫画家内田かずひろ先生(朝日新聞に「ロダンのココロ」連載など)と松本いづみ先生です。
このお二人ともそれぞれ偶然が重なって出会ったのですが、その話はまた後日。
そして、きょうは学研からとても立派な絵本の新刊が送られてきました。
イラスト卒業生秋山正義さんの初
「絵本」です
さっそく、本人に電話したところ、すごく喜んでいましたね
このお話と本の紹介もまた後日
あしたはデザインフェスタです。