本日は澄み切った青空の下、卒業式が挙行されました。
画像の学園長はじめ、先生方、卒業生、御父母の皆様がにぎやかに集結。
「今日、私たちはこの小さな学校を卒業します。
この小さな学校には私が想像していた以上に沢山のものがつまっていました。
(中略)
そんな不器用な私でも、安心していられるほど、ここは温かかったです。」
これは、卒業生を代表したMさんの「卒業の言葉」の冒頭部分です。
絵を通して、人間的にも大きくみんな成長しているのがうれしいですね。
さて、
先日、ぼくは用事があったので業務終了後、校舎から出ると全速力で武蔵関駅まで駆け出しました
すると
なんだか知らないけど、ひたひた、どたどた足音が聞こえてきて
ぼくが走り出すと、まわりの人も走り出して追いかけてくるのですよ
30歳くらいのサラリーマン、おばさん、中学生たちがぼくの後を
すごい顔で追いかけてくるのですよ
そのまま集団で武蔵関駅の階段を駆け上がり、両手を高く突き上げて改札口にゴールしました
さて、質問です。
卒業するみなさんは、追いかけるモノがありますか
今までは、先生を追いかければよかったかもしれません。
授業をひたすら追いかけて作品を作ればよかったかもしれません。
だけど、君にはこれから、追いかけるモノがありますか
追いかけるモノがあれば、人は強く生きられます。
すぐれた人を。
熱い想いや夢を。
これからは、追いかけてほしいのです。
そして、今はまだ追いかけるときだろうけど・・・
やがては人々の目標とされ、人々に追いかけられる人間になってほしいのです。
この、ぼくのように(笑)
これをもって、卒業生へおくる言葉とします。
卒業おめでとうございます。
中央美術学園
理事長 副田 勝久