中美見学会や中美アートサークルで何度か訪れた、江戸東京博物館ですが、常設展示室が3月28日からリニューアルオープンしました。
特別展示室では「大関ヶ原展」が開催中、さっそく行ってきました。
徳川家康、豊臣秀頼、石田三成などなど数多の武将の直筆書状や、家康、黒田、真田などなどの鎧兜や刀剣、本田忠勝の名槍 蜻蛉切りといった、歴女垂涎のモノがところせましと展示されていました。
でも、一番自分が感動したのは、細川幽斎(藤孝)の直筆短冊が展示されていたこと。
その短冊には、幽斎が籠城中にしたためた有名な歌が書かれていました。
「いにしえも今も 変わらぬ世の中に
心の種を残す 言の葉(ことのは)」
そうなんです、偶然にも先月の卒業式で、ぼくが紹介した歌がしたためられていました。
まるで、四百年前の幽斎が話しかけているかのような錯覚に襲われました。
ぼくがこの「校友会ブログ」をずっと続けているのも、卒業生たちに「心の種」を残す言葉を発信し続けるためです。
戦国時代でも平和な今の日本でも、
人はとにかく生活していくもの。
苦しいときやつらいとき、たくさんあると思います。
そんなとき、中美の先生方の言葉や友達を思い出して、また前へ進んでほしいのです。
もうじき入学式ですね