アートコース2年生のMAYOさんにインタビューしました。
知人が中美の某先生と親しく、紹介されて中美を知ったそうです。
学校案内にあった、創立者 郡山三郎先生の言葉「夢に生きなさい!」にインパクトを受けたようです。
MAYOさんのある日の一日です。
4時半に猫に起こされるそうで・・・
うちと同じですねー
去年の中美祭では、友人たちがおおぜい見に来てて、とっても友達を大切にする人だな・・と感じました。
今年3月には門田先生の引率で、ニューヨーク美術研修旅行に参加
MAYO「一番よかったのは自然史博物館ですー」
SOE「あっ、そこのシロナガスクジラの展示、見た?自分、すごく感動してさー」
MAYO「私も見ましたー。すごいですよねー」
この自然史博物館には人類進化の展示もあり、「人類はどこから来てどこへ行くのか」にとても関心のあるMAYOさんをひきつけたようです。
卒業式で「卒業生に素晴らしい言葉」を贈ってくれたMAYOさん。谷川俊太郎の詩を朗読して、卒業生みなとても感動していました。
入学式でも「新入生に素晴らしい言葉」を贈ってくれましたが、「あまり考えなしに、がんばれ!と言うのはどうでしょう?」と疑問も投げかけ、我々教職員の間でも話題になりました。
好奇心旺盛で、深く思索するMAYOさん。
将来は、「田舎で農業」とか「染色する人」を考えているようです。
また、卒業までに作品展示も考えているようです。
人は、その深い心の奥底にある「本来の自分」になっていくものだと思うのです。
人の心の深層には「人類共通の集合無意識」があるとも言われます。
「人類はどこへ向かうのか」、それは「自分自身がどこへ向かおうとしているか」に重なってくると思います。
ぼくはハタチの頃、「ニューヨークは薔薇色に」という映画を見て、お金はないけどとにかくニューヨークに行きたくなりました。
たまたま、賞品がニューヨーク滞在のコンクールを見つけて「アメリカンポップアートの将来」という論文でグランプリになり、ニューヨークに行って多くの美術館、ギャラリーを訪ね歩きました。
そのときはわからなかったけど、今の自分にいたる道のりは、過ぎてしまえばたしかにあったと思います。
若い頃は、自分がどこに向かっているのかわからないけど、
実はもう、どこかに向かって歩きだしているのですよ。
中美に入学したことじたいも、道の途中なのです。
などと言ってるぼく自身も、まだ道の途中だけど(笑)