東京都美術館で本日から開催のポンピドゥー・センター傑作展に行ってきました。
若冲展のにぎわいがうそのようですね。
1906年から77年までの現代アートの流れを「1年1作家1作品」によってたどるという、現代美術史入門のような展示です。
ピカソ、シャガール、マティス、フジタ、マリー・ローランサン、カンディンスキーなどなど巨匠も数多いですが、クリストの梱包アートも展示されていたのにはちょっと感動しました。
ぼく(副田)は20代はじめ、クリストを主とした現代アートの論文コンクールの賞品として、ニューヨークに滞在することができたのです。
そして、霊媒画家ともいわれるジョゼフ・クレパンの作品もはじめて目にしました。
まったく絵の素養も勉強もせずに63歳から描きはじめたアウトサイダーな画家ですが、堂々と展示されていることじたいに ポンピドゥー・センターの矜持を感じます。
東京都庭園美術館では「メディチ家の至宝展」を開催中。
建物そのものが巨大なアートですね。
ここのところ日曜日は、学校見学の方が相次いでいます。
未来の巨匠になってほしいですね。