本学出身のデザイナー 西山氏は、ユメックス株式会社の代表取締役です。
毎年、インターンシップで中美生を受け入れてくださいます。
今回、学生を連れて、見学取材させていただきました。
この業界に入ったきっかけは
中学生の頃から、横尾忠則などのデザイナーにあこがれていました。
愛媛から上京して中央美術学園デザイン科に入学。在学中からデザインのアルバイトに入りそのまま就職しました。
23歳で独立、結婚しました。
ぼくらの当時、いずれはフリーのデザイナーを目指す人が多かったですね。
デザイン業界は仕事がきつくてしんどいことも多いですが、作ったものが世に出る魅力があり、好きであれば仕事を通して楽しめる業界です。
社名のユメッツクスはどうやって名付けたんですか
とりふじ(中美生がよく飲み会で使った居酒屋)で会社を立ち上げるとき、ネーミングしました。仕事を通して楽しんでいきたい思いを込めています。つまらなそうに見える仕事も、楽しめる仕事に変えて、もっと良い作品にしようと工夫を楽しみたいです。
どのような仕事をされていますか
WEB DESIGN 企業や団体から依頼されてホームページを作成、更新管理しています。
GRAPHIC DESIGN企業や団体から依頼されてポスターやチラシを作成します。
EDITORIAL DESIGN企業や団体から依頼されて書籍や雑誌など出版物をデザインします。ときには取材なども行います。出版社の編集部に近い仕事です。
CHARACTER DESIGNアニメや人気ゲームのキャラクターをデザインします。誰もが知るゲームの攻略本も数多く世に出しています。
*かなり広範囲で多様な業務をされていますが、実際に最近、作られたホームページ、書籍や雑誌も見せてもらいました。学生たちも感心することしきり
デザインの仕事はとても魅力的で奥深いですね
学生へのメッセージをお願いします
あまり将来をくよくよ考えずに、なりたい仕事に必ずなれると信じて、目の前の仕事や課題を素直に受けることが大切です。
どんどん機会をとらえて、現場に入ることもこの業界では大切なこと。
おもしろいことをどんどんやっていいと思います。
「卒業」が目的ではなく「〇〇になる」(たとえばデザイナーになる)のが目的なのが、専門学校です。
ちなみに、うち(ユメックス)でインターンシップ(企業研修)に入った中美生は、優秀な成績で卒業して将来に結び付けている人が多いですよ
大変お忙しい中を、学生取材に応じていただきありがとうございました。いろいろと楽しいお話を聴けて学生も本当に喜んでいました。好きな仕事に打ち込んでいる方はキラキラしていますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
在校生、卒業生でインターンシップ(企業研修)を希望する方は副田まで。さまざまな業界で活躍する先輩方がみなさんを受け入れてくださいます