毎年、年末になると山田洋次監督の映画「学校」のDVDを観ます。
この映画の学校のモデルが、ぼくの地元にある荒川区立第九中学校の夜間学級です。
画像は、ぼくの地元の荒川区立第九中学校の「夜間学級」のホームページです。
この中学校の前には「夜間学級生徒募集」の看板があっていつも、何だろう?と思って通りすぎていたのですが、
この前、寅さんシリーズで有名な山田洋次監督の「学校が教えてくれたこと」という本を読んで、この荒川九中が全国でも珍しい「夜間中学」(夜間学級)があり、山田監督の名作映画「学校」シリーズのモデルとなった学校であることを知りました。
「夜間中学」(夜間学級)は、その必要性を訴えた教育者の努力で誕生した、夜間に通う中学です。
いろいろな事情で中学を卒業できなかった、さまざまな人たちが通う学校で、年齢もバラバラで外国人の方もいます。(中学校を卒業できなかった16歳以上で、年齢国籍に関係なくいつでも入学できる中学校)
ある少女は先生や学校に不信感がつのって不登校になり、すてばちになったところでこの中学の存在を知り、校門のところでやはり学校に入ることができないところを、通りかかった先生に声をかけられて入学したそうです。
学校は、いろんなことを話したり、悩みを打ち明ける友だちができるところ。
学校は、大人になるために必要な、たくさんの知識を教えてくれるところ。
学校は、楽しくて一番いいところのはずなのです。
そういう学校に、中美もしたいです!
そして卒業生にとって中美は、
ふるさとになるところにしたいです。
こちらは、荒川区立第九中学校のホームページ画像です。
ここに、「学校」の意味がすべてある気がします。
卒業生みなさんにとって、
学校は、おもしろいところでしたか
なんでも教えてくれましたか
先生は親切でしたか
夢があるところでしたか
ぼく(副田)は、中美をそんな学校にしていきたいです
そしてみなさん卒業生にとって、ふるさとになる学校を作っていきたいです
来年もまたよろしくお願いします