高齢者65歳まで希望者全員を雇用が義務化されました~ 2012年08月31日 03時25分54秒 | 法律 おはようございます。 社労士事務所人事アップ 社会保険労務士・人事コンシェルジュの岩切勝造です。 昨日29日に60歳の定年後も希望者全員を65歳まで雇用することを企業に義務付ける改正高年齢者 雇用安定法が、参院本会議で可決、成立しました。 来年4月から厚生年金の支給開始年齢が段階的に引き上げられることに伴う措置で、年金給付が始まる までの無収入を防ぐのが狙いのようです。 現状考えられる事は、若年者の雇用の抑制や人件費から考えると、現社員の給与ダウンなどが挙げられます。 「年金」や「雇用」、すべてを若者が犠牲になってくるということも考えものです。 年金の支給開始まで雇用するという考え方は、否定できませんが、現状でいうと 定年前は、部長や課長などの職務で仕事をした後に、定年後再雇用され、週2日勤務で最低賃金に近い労働条件 で働けるかどうかだと思います。 やはり、人間なのでプライドもあり、昨日までの部下から、いきなり上司になるというのも何か違和感を感じるかと 思います。 消費税増税も同じですが、形にとらわれ、中身のないものが出来上がっているように思います。 目先の数字あわせでしかないような気がします。 現状を踏まえて、行動できることを専念していきましょう。