「＜シャープ＞５０００人削減 「液晶一本」弱みに」に思う。

＜シャープ＞５０００人削減　「液晶一本」弱みに
毎日新聞 8月2日(木)23時18分配信（記事引用）
「液晶パネル事業が極端な不振に陥ったシャープは２日、約５０００人の人員削減に踏み切ると発表した。経営改善のために人件費など固定費圧縮が不可欠と判断したためだ。同社はこれまで「液晶のシャープ」を掲げ、人材や資源を液晶事業に集中投資して成長してきたが、液晶の市況が悪化するとそれが逆に弱みとなり、人員の余剰感につながった。奥田隆司社長は「液晶一本足」からの脱却を誓うが、液晶に代わる収益の種は乏しく、復活の道のりは険しい。」

という報道。

5000人削減というのが凄い。
その5000人の人たちだって、今度はお客様だからねえ。
変な辞めさせ方はしないだろう。

国は削減方法について参考にすべきだと思う。
東電なんてもっとリストラできるという意見アリ。値上げの前にもっとやることあるだろう、っていう人が多い。
その点JALはかなり思い切ったと思う。だから再上場が早まったと言える。

結局経営陣が先を見越して行動しているかというのが復活できるかどうかの分岐点。
でもなあ、シャープの場合、液晶除いたらほとんど見るべきものないからなあ。
リストラ後の行動が大変である。

液晶だってダメかというとスマホを始め液晶は10年前に比べて生活に溢れかえっている。
結局日本製じゃない,シャープ製じゃない、ということ。

だったら他に手を出さないで液晶だけに特化して、価格と品質で世界をリードするというのも一案である。
選択と集中である。下請けも一致団結して突き進むこと。
弱みが強みになる。
あれ？復活のヒントを教えちゃったあ。(笑)