KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

和琴半島は、いま。

2014-05-24 13:46:53 | 歩く!(Walking!)

先週末から“寒い”日が続いています。

 

歩けば身体も温まる!

−ということで、和琴半島自然探勝路をがしがし歩いて来ました~。

 

駐車場から探勝路入口までの間にも、

 花開いている植物が、どんどん増えてきています。

なので、どんどんご紹介。

ニリンソウとオオバナノエンレイソウの競演 

ミズバショウは葉がわさわさしてきましたが、まだ見られますよ。 

エゾヤマザクラも風雨に耐えた後は、寒いので長持ちしている!?

 

露天風呂前ではハルザキヤマガラシも見られます(笑)。

 

紫色が湖水に映えるエゾムラサキツツジ 

漢字だと車葉衝羽根草⇒クルマバツクバネソウ。

言い得て妙なネーミングですね~。

 北海道では「サビタ」という呼び名で通っているノリウツギ

丸い葉とネコの目のような花。

なので、マルバネコノメソウ。

2枚の葉が舞っている白い花も、いよいよ鶴の登場です。

(マイヅルソウ)

 

皆さんも探してみてくださいね~♪

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川湯エコミュージアムセンター   http://www6.marimo.or.jp/k_emc/

 

 

 

 

 


青葉トンネル

2014-05-04 11:27:11 | 歩く!(Walking!)

やや地味な存在といいますか…

あまり知られていないコースかもしれませんが…

( ↑ スタッフのPR不足という声も・汗)

硫黄山レストハウスの裏からJR川湯温泉駅までの約1.5キロメートルの間に、

青葉トンネルという散策路があるんです!

看板の通りに進んでください。

一部分に若干の雪が残っていますが、

堅くなっているので気を付けて歩いていただければ。

雨や風や雪のときでも大丈夫!−というようなトンネルがあるわけではなくて、

その名の通り、木々の葉が作り上げるトンネルなんですよ~。

 

分岐点には表示板があります。

新緑にはちょっとまだ早いですが、

足元にはヒメイチゲが咲いていたり。

途中にある湯川のふちにはミズバショウも。

つまり、硫黄山を基点として、

川湯温泉駅までの間が「青葉トンネル」

川湯温泉街までの約2.5キロメートルの間が「つつじヶ原自然探勝路」。

 

駅から温泉街まで、

車が通らないコースが4キロ続いているんです。

 

これはぜひ、歩いていただかないと!

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残雪の摩周の登山道を歩いてきた!

2014-05-01 08:19:44 | 歩く!(Walking!)

GW前半は終わり、後半がこれからやってきます。

後半には摩周へ歩きに行きたいけど、雪はどうなのかしら?

と思っている方へ、

摩周湖の登山道の4月30日の状況です。

残雪がかなり残っています。

上の写真ではまだ登山道がどこか分かりますが、

この写真ではもうどこが登山道なのか分からないほどの残雪になっていて、

吹き溜まりでは1m以上雪が残っています。

しかし、残雪の上では目線が高いため、

夏の登山道では見られない角度からの摩周湖も!

夏では見られない角度+風も無く湖面が鏡のようになっていて最高にキレイな景色でした!

冬の湖の青さとはまるで違うまるで空を映しているような摩周ブルー。

風衝平原までやってくると、登山道には雪もなく、歩きやすくなっています。

夏にも見られるこの形の摩周湖はいつも通りそこにありました。

平原を抜けたその先から摩周西別の分岐まではまた登山道がどこか分からない残雪の上を歩いていきます。

そして、摩周の分岐までやってくると・・・

この先は、尾根の南側へ入っていき、残雪が続いていくため、

ここで登山は断念。

 

朝方はまだ冷え込んでいるため、比較的雪が固く、残雪の上でも歩きやすいですが、

午後を過ぎると、雪が解け足元を取られてしまいます。

また、残雪で登山道がどこなのか全く分からない場所もあるため、

夏の登山道のイメージがある方以外はオススメできない状況です。

山開きはまだ先ですので、ご自分のスキルに合わせて、装備は万全に登山始めを楽しんでください♪

 

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和琴半島は、いま…

2014-04-29 16:58:16 | 歩く!(Walking!)

雪解けの遅さが気になる今日このごろ。

 

それでも、10日ほど前は雪原状態だった駐車場近くの湿地帯は、

ところどころでミズバショウの芽が見え始めました。

 

湖水はというと-。

 

自然探勝路は、かなり雪がなくなりましたが、

やはり場所によっては短靴ではキビしいところも。

足元をキョロキョロ見ながら歩いていると…

 ↑ つぼみをもったフッキソウ

 

↑ エンレイソウ

 

↑ マイヅルソウ

↑ エゾエンゴサク

ウグイスの鳴き声も聞こえました♪

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行ってきました~♪

2014-02-21 16:41:55 | 歩く!(Walking!)

スタッフAとSが摩周外輪山へ。

決して遊びではありませんよ!

あさって行われる、自然ふれあい行事

「摩周外輪山スノーシューウォーク」の下見です。

 

天気もいいし、

風のほとんど吹いておらず、

おだやか~。

 

この間の吹雪がウソみたいでしたが、

スタート地点に行ってみたら、

この間の吹雪の爪痕を感じることができました。

 

スゴんですよ、積雪が。

ハンパなかったです…。

 

新雪なのでスノーシューを履いていても、

結構、ズボズボ埋まります。

「どこら辺まで行けるかなあ?」

「この辺までは大丈夫じゃないっすかあ?」

「そうお?」

「うわあ! 埋もれた~」

「じゃあ、その辺りは危ないってことで」

身をもって体験して参りました。

 

 

昨年はこのプログラム、前日からの吹雪で催行できなかったんです…。

天気予報によれば、今年は大丈夫そう。

当日も、こんな景色が見られることを祈りつつ。

 

【おまけ】

スタッフAが突然、

スコップを取り出して雪洞を掘り始めました。

冬眠しているヒグマの気分!?

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川湯歩き、昼も夜も。

2013-12-06 14:54:53 | 歩く!(Walking!)

当センターのHPでも、

「環境省よりお知らせ!!」ということで皆さまにお伝えしておりましたが…。

 

その1.

つつじヶ原自然探勝路のテーブルやベンチが新しくなりました。

 

これまでは立ったままで眺めるだけだったイソツツジテラスに、

ベンチを新設しました。

 

また、探勝路の途中にあり、

老朽化していたテーブルやベンチも、

新しいものに取り替えられました。

 

 

その2.

足湯の木道におしゃれなライトが設置されました。

 

川湯温泉街の一角に足湯があります。

周囲には、森へも通じている木道が整備されています。

 

辺りが暗くなってからもご利用いただけるよう、

雰囲気に溶け込んだ灯りが付けられました。

 

点灯すると、こんなカンジ↓

温泉が流れる音

浮かび上がる湯けむり

 

やわらかい光は、

幻想的な空間を演出してくれますよ。

 

ぜひ、川湯の街を歩き尽くしてくださいね!

 

その際は、当センターに立ち寄られることを

お忘れなく♪

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和琴半島自然探勝路は、いま…

2013-12-05 14:51:44 | 歩く!(Walking!)

自然の中の色も地味になり、

 人の気配も落ち着いた感じになっています。

 

実は、木々の葉が茂っていたときには見えにくいのですが、

湖水際にとっておきの場所があります。

 

ちゃんとベンチもあるんです。

 

腰かけて湖を見ると…

 

晴れて穏やかな日は、

ボーッとするのに最適です。

 

他の人が来るとビックリするかもしれませんが…

(お互いに)

 

仕事中だったので、

あんまりボーっとできなかったのが残念です。

ホントに。

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武佐岳・阿寒国立公園の山並みを外側から見てみる

2013-11-29 17:04:41 | 歩く!(Walking!)

気温もぐっと下がり、降雪が多くなってきたので、

今年最後となるであろう冬山になりかけている

夏山登山ということで、今回は阿寒国立公園摩周岳から連なった山並みの一角武佐岳へと出向き、

外側から見える阿寒国立公園の景色を確かめてきました。

川湯から車で移動。雪が降ったばかりのお馴染みつつじヶ原。

開陽台に立ち寄りこれから登る山の確認。これが武佐岳です。かっちょいい姿ですね!

木々の葉は落ち、見通しのよい森の中の登山道を進んでいきます。

8合目まで登ってくると雪に隠れたイソツツジが見え頂上はもう目の前です。

そして頂上からの景色。中標津方面を臨んでいます。

すごい!から後のコトバで出てきません。大パノラマの大絶景でした。

 

そして、気になる阿寒国立公園方面はというと・・・

写真だとわかりずらいのですが、奥のほうには雌阿寒・雄阿寒があり、

その右手前のほうに摩周や西別があります。

こうやって山々は連なっているんですね。

この景色を見ていると川湯温泉は山奥の秘境なんだなぁということを改めて実感させられました。

降り積もった雪も帰りにはだいぶ溶け始めていましたが、

これから登っていくのはだんだん難しくなってきます。

また次の夏山シーズンには

天気のいい日にぜひ登りに行ってみるのもいいかもしれません。

 

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和琴半島自然探勝路は今…

2013-11-11 14:02:43 | 歩く!(Walking!)

昨日、道内は大荒れの天気でした。

 

気象庁のアメダス観測によると、

わが町・弟子屈ではナント!

午前11時30分に最大瞬間風速36.6メートルを記録。

 

昼過ぎに屈斜路湖畔線を車で走行していると、

外輪山に沿ってアヤしい黒い雲が立ち込めていました。

 

暴風が吹きまくっていて、

砂湯のオオハクチョウさんたちは陸にあがって体を小さく丸め、

身を寄せ合って耐えていました。

 

そんなようすを写真に収めている間にも、

急激に風が強くなってきて飛ばされそうになり、

慌てて車に引き返したほどです。

 

一夜明け、

昨日の大風がウソのように、

今朝は青空からのスタートです。

 

赤や黄色の美しいコントラストで私たちの目を楽しませてくれた和琴半島の木々は、

すっかり葉を落とし…

 

探勝路から湖までが、

とても近くに感じられるようになりました。

 

ミヤマカケスやアカゲラなどの野鳥たちも、

見えやすくなりましたよ。

 

〈ご注意〉

・昨日の強風の影響で、コース上に何か所か倒木があります。

大急ぎで片付けておりますので、ご理解ください。

・ところにより、落ち葉が大量に積もっていて滑りやすくなっていたり、

路肩が見えにくくなっています。お気を付けください。

 

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キムントー&第2硫黄山

2013-10-14 11:52:59 | 歩く!(Walking!)

美しい紅葉の隠れた名所

キムントーへ行ってきました~♪

 

がっつりキムンカムイ(=アイヌ語でキムンは山、カムイは神)

すなわち、ヒグマの生息地&活動期なので、

鳴り物装備と心の準備は怠りなく!

単独行動はおススメできません。

 

川湯EMCから車で向かう場合は、

国道391号を弟子屈市街地に向かって5キロほど走ったところにある

池の湯林道へ入ります。

 

ダートな道を10分ほど走ると、

看板が見えてきます。

 

車を停めることができるスペースから200メートルくらい歩かなければならないので、

車を停めたときに、まずクラクションを鳴らし、

気持ち間を置いてから歩き出しましょう。

 

歩いている間もホイッスルは必需品です。

 

そして、着いた先には…

鳥の声しか聞こえない、

静寂な空間が広がっています。

 

グルッと見渡すことのできる、

小さな沼です。

 

癒し効果バツグンです!

 

ついでといっては何ですが、

林道を挟んだ反対側には、知る人ぞ知る「第2硫黄山」があります。

 

噴気孔としては硫黄山よりも古く、

今の硫黄山ができる前に活動していた火山の火口部分だと考えられています。

 

興味のある方は、行ってみてくださいね。

 

繰り返しになりますが、

くれぐれもヒグマ対策はぬかりなく!

 

ぜひ、事前に当センターへお立ち寄りいただき、

情報収集をしていってくださ~い。

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