毎年、初夏と秋に行われる登山道のササ刈りが昨日(6/29)行われました。
この日は朝から快晴、気温はグングン上がり30度にも・・・。
関係機関から集まった15名ほどは、
暑さと蚊の襲来と闘いながらも手際よく作業が進められました。
いよいよ夏山シーズンの到来です。
広くなった登山道で快適に安全な登山をおたのしみください。(H)
毎年、初夏と秋に行われる登山道のササ刈りが昨日(6/29)行われました。
この日は朝から快晴、気温はグングン上がり30度にも・・・。
関係機関から集まった15名ほどは、
暑さと蚊の襲来と闘いながらも手際よく作業が進められました。
いよいよ夏山シーズンの到来です。
広くなった登山道で快適に安全な登山をおたのしみください。(H)
自然ふれあい行事のご案内です♪
今回は、初夏の摩周湖外輪山が舞台です。
眼下に広がる摩周湖や雄大な景色を眺めながら、通称「風衝草原」と呼ばれるところまで、高山性植物も楽しみながら歩きます。
なお、往復8㎞ほどの登山道を歩きますので、それぐらいの体力のある方に限らせていただきます。
【実施日】平成24年7月8日(日)
※荒天時は中止とさせていただきます。
【時 間】9:00~14:00(予定)
【定 員】20名
【集合・解散】摩周湖第一展望台駐車場
【参加費】300円(保険代として)
【持ち物】長袖、長ズボン、帽子、雨具上下、履きなれた靴、軍手、タオル、
スパッツ(必要に応じて)、虫よけスプレー、行動食、お弁当、飲み物、
その他個人的に必要な登山道具
【申し込み締め切り】7月7日(土) ※定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
お申し込み・お問い合わせは、川湯エコミュージアムセンター(TEL 015-483-4100)へ。
川湯小学校5、6年生の皆さんと、
つつじヶ原自然探勝路を“探りに”行ってきました。
つつじヶ原と硫黄山、そしてそこにある植物とのつながりを、
観察しながら考えようという総合学習の一環です。
川湯EMCはその案内役を引き受けています。
川湯っ子は毎年、
イソツツジの咲いている時期につつじヶ原を歩きます。
学年が上がっていくにつれ、
見ることにプラスして、「どうしてだろう」「そういうことか!」という理解を深めてもらうよう心がけています。
そのための心強い味方とすべく、双眼鏡を携行することにしました。
使い方をマスターし、
「よし! いろんなモノをのぞいてみよう!」と出発。
ルーペを使って、イソツツジの花をじっくり観察しました。
小さな花の数を数えてみました。
山に生えているハイマツとつつじヶ原のハイマツとでは、どうして高さが違うのかを考えてみました。
硫黄山の噴気孔や源泉の温度を測定しながら、
歴史についても勉強しました。
ワークシートには、つつじヶ原の主な植物名を記入する欄が5種分しかなかったのですが、
探勝路に入ったとたん、
アカエゾマツ、シラカンバ、ミズナラ、イヌエンジュ、ギンリョウソウなど、次から次へと出現するものだから、子どもたちは大慌て。
「ちょっと待ってえ!」
「書くのが追い付かないよお」
そんな中、一人が言いました。
「最後のひとつはイソツツジを書きたいから(記入欄を)空けておく」
「あっ、そうだね!」
「私もそうする!」
川湯っ子の中には、
イソツツジの存在がしっかりと根付いているようです。
(の&K)
川湯EMC主催の自然ふれあい行事
「イソツツジのお花畑を歩こう」が行われました。
町内外からの参加者+パークボランティア(PV)=総勢30人弱。
センターから硫黄山麓に続く「つつじケ原自然探勝路」約2.7㎞を
3時間近くかけてゆっくり歩いてきました。
講師を務めてくださったのは、
弟子屈町で暮らしながら長年、摩周や阿寒の植物について研究されている
日本植物学会の細川音治さん。
「きょうは森からのメッセージ、
森と会話すること、
“どうしてそこにいるの?”と問いかけながら、
森とのやりとりを意識していきましょう」
という細川さんの呼びかけでスタートしました。
この時期の主役は、
確かにイソツツジではありますが、
硫黄山麓にはイソツツジに負けずとも劣らない役者がそろっています。
樹木やハナゴケ、ガンコウラン、ケズネアカヤマアリなどなど、
細川さんの解説付きで次々とスポットライトを浴びていきます。
人間だって負けてはいません!
PVさんの中には、
植物に詳しい方、
野鳥に詳しい方、
キノコに詳しい方
郷土史に詳しい方などが。
ハイマツの実を食べることでおなじみのホシガラスの姿は見られませんでしたが、
ホバリングするノスリやさえずっているホオジロ、ビンズイなどを教えていただきました。
屈斜路カルデラの成り立ちや、
硫黄の精錬によって栄えた明治時代の弟子屈町にも
触れました。
さまざまな角度から、
つつじケ原の魅力に迫りました。
町内から参加してくださった方の一人は、
「地元でもなかなか歩く機会がなかった。
きょうはいろいろ教えてもらって勉強になった。
ぜひ、多くの人につつじケ原、弟子屈の良さを広めたい」と話してくださいました。
参加者の皆さん、
安全管理にご協力くださったPVの皆さん、
どうもありがとうございました。
(KEI)
エコミュージアムセンターを出るとなんか鳴き声がします。ずーっと鳴いています。
鳴き声をたどると・・・
ヒナ(アカゲラ)がいるんでしょうね。静かに見守りましょう!
ABE
センター二階ではいま、北海道東部の自然を撮っている女性グループ
「写・フルール」の作品展が開かれています。
道東の美しい風景や動植物の一瞬をとらえた作品など
力作が並びます。期間は7月14日まで。
ぜひ、ご覧ください!
アカエゾマツの森の中で、
ゴゼンタチバナが見ごろを迎えています。
亜高山帯の針葉樹林内で咲く、この花。
花弁のように見えるのは、冬芽を包んでいた苞であり、
中心にたくさん集まっている小さいのが花。
群生をよーく見ると、「おや?」
葉が4枚のものと6枚のものがある?
じつは、花の咲かない茎には4枚、
花が咲く茎には6枚がついているのです。
加賀白山の最高峰=御前峰から「ゴゼン」、
花のあとに赤い実がつくことから、
カラタチバナにたとえた「タチバナ」が命名由来だとか。
イソツツジと一緒に、
ぜひ見に来てください。
(KEI)
朝、起きた時点で、すでに雨が降っていました。
久しぶりのまとまった雨です。
畑の作物や庭の花には待望の雨です。
だけど、なにも、藻琴山のロープ張りの日に降らなくても…(泣)
きょうは、摩周・屈斜路パークボランティアのみなさんと、
藻琴山の山頂下広場と屏風岩のところに、
ロープを張ってきました。
登山道を外れることによって与えられるであろう、
高山性植物へのダメージを少しでも抑えたいというボランティアさんたちの思いがありました。
森林管理署や環境省など関係機関の協力を得て実現した取り組みです。
大空町による安全祈願祭に参加させていただいた後、
ぬかるんだ足元に気を配りながら山頂へ向け出発。
ガスがかかり視界も悪く、
ときおり風が強くなったりする悪天候の中ではありましたが、
ボランティアさんたちのご協力を得て、
無事に作業を終えることができました。
いよいよ本格的なシーズンを迎えます。
みなさん、装備は怠りなく整え、
楽しい藻琴山登りを!
(KEI)
6月9日(土)10:00~17:00まで、
釧路市こども遊学館で「くしろエコ・フェア2012」が行われます。
工作体験やワークショップなどを通じて、
遊びながら暮らしと環境について考えてもらおうというイベント。
川湯EMCも「まつぼっくりでフクロウを作ろう!」というブースを
構えます。
「シマフクロウってどんな鳥?」と題した特別講座や、
JAXA「はやぶさ」プロジェクトのメンバーでもある的川泰宣先生の
講演会なども予定されています。
「釧路市こども遊学館」
℡ 0154-32-0122
一人ひとりができる「エコ」は必ずあります。
お時間のある方はぜひ来てみてください。
みんなで一緒に楽しく学びましょう!
(KEI)