朝、センター前を歩いていると、
見慣れている雪面がいつもと違うことに気付きました。
一面、キラキラと輝いているのです。
近づいてよーく見るとそれは雪の結晶でした。
あまりの美しさに寒さも忘れて、見とれてしまいました。
そんな中、なんとか撮れたのがこの1枚です。(H)
放射冷却で冷え込んだ今朝の気温は-23.8度で、
川湯らしい気温となりました。
町なかのあし湯付近を流れる温泉川から立ち上る湯気が、
あたりの木立に美しい霧氷の花を咲かせました。
まだしばらくはこの白い花が楽しめそうです。(H)
全面結氷する淡水湖ではわが国で一番大きな屈斜路湖。
大寒に入り、例年ですと湖の周辺から凍りはじめるのですが、
風のため波立ち、うす氷が張ってもくだかれます。
今日も湖では風が強く、白波が立っています。
2月20日に御神渡り観察会が予定されているので、
一日も早い結氷を願うばかりです。(H)
SL冬の湿原号が22、23日と川湯駅にやってきました。
14:05に川湯駅に到着し、
14:45に川湯駅を再び発車するということで
駅前にて出張川湯エコミュージアムセンターを行いました。
内容は誰でも気軽に参加できる
○×クイズ。
弟子屈町の自然に関するクイズを駅前公園にて行いました。
エコならではにシカのツノや
マリゴケ、
スノーソーや
ハクチョウの実物大&実物の重さの人形などを用意し、
実際に触ってみたり匂いを嗅いでもらったりしながら、
その物に関するクイズを出していきます。
ここ弟子屈の自然に少し興味が出てきたかな?
そうこうしているうちにSLが発車してしまう時間になってしまいました。
みんなSLに乗り込んでいきます。
最後は
「てしかが5レンジャー」??が現場で結成されてお見送り。
皆さん、来年もSLに乗って、今度はぜひ川湯の自然を楽しんでいってください。
15日より始まったダイヤモンドダストパーティーin Kawayu.
金・土・日限定でダイヤモンドダストパーティー会場にて
出張EMCを行っております。
顕微鏡を設置し
ダイヤモンドダストと雪の結晶を見ることができます。
また自然現象であるダイヤモンドダストを分かりやすく説明しています。
ぜひ見に来て下さい。
(NOBY)
大寒に入り、一年で最も寒さの厳しい季節を迎えました。
この寒さを利用してここ川湯温泉では1月15日から2月28日まで
ダイヤモンドダスト in KAWAYU が行われています。
さて、センター内では、そのダイヤモンドダストと雪の結晶を
顕微鏡で見れるコーナーを設けました。
これは特殊な液体で雪の結晶をかたどった物で
そのままのレプリカを作ることができ、屋内で観察できます。
とても精ちなその形をぜひ、ご覧ください。(H)
EMC初の試み、親子で雪遊びが始まりました。
ここ川湯における冬の代表、極寒の地の雪を使った普段はできない知らない雪遊びを今回はやりました。
イグルー作ったり、積雪回数を調べたり、動物の痕跡を見つけたり、そり滑りしたり、スノーシューで歩いたり。
さぁ、盛りだくさんな一日が始まった!
まずは開会式。
子どもたちも親といるためか割とおとなしめのよう。
そんな中スタッフの紹介も済み、さっそく外へ。
今日のために3日間かけて建設したイグルーの中に入って風を遮断しているイグルーの中の温かさをまずは体験。
はじめて見るイグルーにみんな驚いていました。
イヌイットの人たちはイグルーを作って移動狩猟生活をしているんですが、ではこれはどうやって作るんだろう?
ということでみんなで作ってみました。
まず、ここ川湯では雪がパウダースノーでマイナス20度にもなる極寒のため、雪が乾燥しており、簡単に雪がブロックを作れるような形になりません。
ではどうするか?
そこはスタッフが数日前にある程度の面積の雪を踏み固めておきました。
まずは川湯で積もった雪の上を歩き、ふかふかの雪を再確認します。
そしてあらかじめ踏み固めておいた雪の上へ。
なんと!ぜんぜん足が沈みません。
これなら雪のブロックを切り出すことができるということで、イグルーの作り方を説明しながら作業が始まりました。
雪はスノーソーという雪切り専用のノコを使って切り出していきます。
始めはみんなとまどいながら作り始めていましたが、そのうちみんなが作業をしだしました。
親も子どももみんなで協力してどんどん・どんどんブロックを切り出し、ブロックを運んで、ブロックを整形し、サイロにならないように積み重ねていきます。
途中小さい子どもたちは用意しておいたそりと雪山でそり滑り。
それでも雪を切ることに挑戦。
みんな雪なんて切ったことがないので初めはうまく切れなかったりしていましたが、交代で切り出していくうちに上手になっていきました。
そうこうしているうちに中の人たちが出れなくなってきました。
入り口を最後に切り出して・・・
完成いいいぃぃぃ!!!
作り始めてから1時間半弱。すごい早さだ!
お昼を食べて、休憩中に氷やダイヤモンドダストの結晶を見てもらいます。
雪の結晶なんて顕微鏡をのぞいてみることができます。
お昼休憩も終わり、午後はスノーシューで森の中を歩きます。
歩いていくとスキー場跡地へ。
そこでは思い思いに過ごします。
スノーシューで頂上までいったり、雪の積雪回数を見る実験したり、そりすべりしたり、動物たちの足跡探しをしたり。みんな親子で楽しんでいました。
そして時間もきたので雪遊びも終了。
雪の上ではこんなにもいろんなことができるんだということを今回再確認できたのではないかと思います。
この川湯の自然がこれからみんなにとってもっともっと身近なものになってくれればなと思います。
完成したイグルーはエコミュージアムセンターの前にあります。
ぜひみなさん見に来て下さい。
昨日15日からダイヤモンドダストパーティー in Kawayuが始まりました。
エコミュージアムセンターすぐそこの湯の川にて行っています。
このように写真で見るとあまりきれいではないのですが、
実際に目で見るととてもきれいに光の柱が立っています。
ダイヤモンドダストとは細氷と呼ばれているものですが、
空気中の水分が急激に冷やされて凍りできたものです。
肉眼では光を当てなければ確認できないほどの大きさですが
顕微鏡で見るとしっかと6角の形をしており
雪の赤ちゃんのような存在です。
雪は細氷を各としてその周りに水蒸気などが付いていき雪の結晶になっていくのです。
それを人口的に作り出すんだからすごいよなぁ。
(NOBY)
エコミュージアムセンター館前にイグルーが完成しました。
3日3晩かけて作ったこのイグルー・・・
とまではいきませんが、
かなりな時間を完成まで要しました。
雪のブロックで雪のイグルーを作って見たい方、
イグルー内でお昼を食べて見たい方、
雪でこんなことができるんだぁ!と感じてみたい方、
雪は雪かきするもんだと思っている方、
などなど。
ぜひ川湯エコミュージアムセンターへイグルーを見に来てみてください。
(NOBY)