「知的障害者通所授産施設すずめ旭天神センター」は、卒業しても生まれ育った地域で働き生活したい・・・という養護学校卒業生やご家族の希望から始まり、オープンにこぎつけました。
・・・といっても、このことを知ったのは「T医師のひとりごと」というコラムを読んだからですが・・・
ひょんな事で、私の関るクラブが、その施設設立に少しばかりお手伝いできたこともあり、ご紹介したいと思いました。
このコラムは、医師であると同時に、障害を持つ子どもの父親でもあり、私の年下のお友達「涼歌(すずか)ちゃん」のお父さんが書いていらっしゃるのです。
私は、涼歌ちゃんが16歳のときから、お友だちになりました。
彼女はその頃から、ホームページに自分の体験レポートを載せています。
それが「すずかの気ままにDo」です。
涼歌ちゃんは障害を持って生まれ、自分一人では食事をすることも、寝返りをうつこともできません。言葉の領域とは違うところ、つまり計算ができないので知的障害があるということになります。
もちろん自分でパソコンのキーをたたくこともできません。
涼歌ちゃんの思いを、彼女の母親が口述筆記という形で、だいたい月に1回程度のペースで更新しています。
“知的障害”という言葉に対して私たち一般人が持つ固定的なイメージ。
意思の疎通が難しい、つまりコミュニケーションができないということは、少なくとも涼歌ちゃんにはありません。なんたって彼女は、今時のギャルよりはるかに知的な敬語を使うことが出来ます。
(これは彼女の母親がマナーやコミュニケーションの専門家だと言うことも大いに関係があるかもしれませんが・・・)
彼女を通じて障害者の可能性についていろんなことを教えさせられ、また自分の持っていた無知な固定観念に気づかされることもたくさんありました。
むしろ、彼女の言葉には、私達に示唆にとんだ意味や、様々な哲学的思考のきっかけを与える事さえあります。
健常者であっても、心や思考力に障害を持っていて、社会を暴力や危機的な環境におびえさせる人も増えつづけています。見かけ上は健全そうにみえても、障害を持つ人間は実に多いのだと思い知らされます。
恵まれた環境にありながら、夢をもてない人たちも少なくありません。
そんな涼歌ちゃんも、昨年、若草養護学校高等部を卒業しました。
涼歌ちゃんが利用できる外の施設はデイケアだけ。
卒業とはいいながら、その日から彼女は、多くを自分の家族だけと過ごすことになり、四六時中家族の介護が必要になってしまいました。
卒業という言葉は、なんとなく未来が広がってゆくイメージがあるのですが、涼歌ちゃんの場合は、むしろその世界が閉ざされてゆくような感じで、私はとても悲しい気がしました。
医師である父親も、家族で協力しあって働いている彼女の母親も、やはり卒業前のようには動けません。もちろん、涼歌ちゃん自身もです。
「知的障害者通所授産施設すずめ旭天神センター」は「すずめの燻製工房」というブランドで本格的な手づくりのハムやソーセージ、ベーコンなどを作って販売しています。新しい施設にもその工場やクッキーなどを作る施設が出来ました。
ようやく本格的な施設が誕生しだばかりですが、障害を持って地域で生きる人たちにとって、とても大きな可能性を拓く施設だと思うのです。
人は、誰かの役に立ちたい、誰かのためになっていると思うからこそ、プライドを持って生きてゆけると思うのです。それは、健常者も障害者も同じです。
障害者が自立して生きる、ということは、彼らが働いてその対価を得て、そしてそれが誰かに喜ばれているということでなくてはならない。
私がもし障害をもった生活をしなければならないとしたら・・・そう思うのです。
「すずめ旭天神センター」の活躍を祈って・・・祝福を
あっ、それからグルメの方はぜひ「すずめの燻製工房」の商品を買ってみてください。
なかなかのものですよ。ただし、“すずめの燻製”はありませんので、ご心配なく。
・・・といっても、このことを知ったのは「T医師のひとりごと」というコラムを読んだからですが・・・
ひょんな事で、私の関るクラブが、その施設設立に少しばかりお手伝いできたこともあり、ご紹介したいと思いました。
このコラムは、医師であると同時に、障害を持つ子どもの父親でもあり、私の年下のお友達「涼歌(すずか)ちゃん」のお父さんが書いていらっしゃるのです。
私は、涼歌ちゃんが16歳のときから、お友だちになりました。
彼女はその頃から、ホームページに自分の体験レポートを載せています。
それが「すずかの気ままにDo」です。
涼歌ちゃんは障害を持って生まれ、自分一人では食事をすることも、寝返りをうつこともできません。言葉の領域とは違うところ、つまり計算ができないので知的障害があるということになります。
もちろん自分でパソコンのキーをたたくこともできません。
涼歌ちゃんの思いを、彼女の母親が口述筆記という形で、だいたい月に1回程度のペースで更新しています。
“知的障害”という言葉に対して私たち一般人が持つ固定的なイメージ。
意思の疎通が難しい、つまりコミュニケーションができないということは、少なくとも涼歌ちゃんにはありません。なんたって彼女は、今時のギャルよりはるかに知的な敬語を使うことが出来ます。
(これは彼女の母親がマナーやコミュニケーションの専門家だと言うことも大いに関係があるかもしれませんが・・・)
彼女を通じて障害者の可能性についていろんなことを教えさせられ、また自分の持っていた無知な固定観念に気づかされることもたくさんありました。
むしろ、彼女の言葉には、私達に示唆にとんだ意味や、様々な哲学的思考のきっかけを与える事さえあります。
健常者であっても、心や思考力に障害を持っていて、社会を暴力や危機的な環境におびえさせる人も増えつづけています。見かけ上は健全そうにみえても、障害を持つ人間は実に多いのだと思い知らされます。
恵まれた環境にありながら、夢をもてない人たちも少なくありません。
そんな涼歌ちゃんも、昨年、若草養護学校高等部を卒業しました。
涼歌ちゃんが利用できる外の施設はデイケアだけ。
卒業とはいいながら、その日から彼女は、多くを自分の家族だけと過ごすことになり、四六時中家族の介護が必要になってしまいました。
卒業という言葉は、なんとなく未来が広がってゆくイメージがあるのですが、涼歌ちゃんの場合は、むしろその世界が閉ざされてゆくような感じで、私はとても悲しい気がしました。
医師である父親も、家族で協力しあって働いている彼女の母親も、やはり卒業前のようには動けません。もちろん、涼歌ちゃん自身もです。
「知的障害者通所授産施設すずめ旭天神センター」は「すずめの燻製工房」というブランドで本格的な手づくりのハムやソーセージ、ベーコンなどを作って販売しています。新しい施設にもその工場やクッキーなどを作る施設が出来ました。
ようやく本格的な施設が誕生しだばかりですが、障害を持って地域で生きる人たちにとって、とても大きな可能性を拓く施設だと思うのです。
人は、誰かの役に立ちたい、誰かのためになっていると思うからこそ、プライドを持って生きてゆけると思うのです。それは、健常者も障害者も同じです。
障害者が自立して生きる、ということは、彼らが働いてその対価を得て、そしてそれが誰かに喜ばれているということでなくてはならない。
私がもし障害をもった生活をしなければならないとしたら・・・そう思うのです。
「すずめ旭天神センター」の活躍を祈って・・・祝福を
あっ、それからグルメの方はぜひ「すずめの燻製工房」の商品を買ってみてください。
なかなかのものですよ。ただし、“すずめの燻製”はありませんので、ご心配なく。
中島のおねえさま~
書いてくださって、ありがとうございました。
とてもうれしかったです。
すずめ通所センターに入って2年目になり、
私がメンバー会の議長に立候補して、就任しました。
これから、みんなのためにがんばりたいと思います。
私もホームページの更新をがんばります。
中島さんもがんばってください。
いつもながらチャレンジャーですね。
みんなのために、頑張ってね
応援しています
ひさびさに中島さんの『まじめ』な一面(?)を拝見しました。あは。
ぜひとも成功していただきたいと思います。(や)
もしよろしければ、どのあたりにあるのか教えていただけませんか?また、土曜日は開いているのでしょうか?
情報があれば、ぜひ教えてください。
ちょっとわかりにくいですよね。
聞いてみました
「道も狭いですが、よろしくお願いします」
とのことでした。
住所 高知市旭天神町301
電話 088-828-4466
土日祝は休み、販売は10-12時、13-15時だそうです。
いい商品なんですが、大量には出来ないのでイベント的な販売しかしていないのが残念です。
でも、インターネット販売もしてますので、よろしければご利用くださいね。
やっぱりインターネットでの購入が確実ですね。
そちらで考えます。
インターネットに載っていたかたまりのベーコンを買いたいなと思っています。
ありがとうございました。
ベーコン美味しいですよ。
少し黒っぽい感じがしますが、発色剤なんか使ってないからだと思います。
私も平日はなかなか時間がありませんので、インターネット通販は、時間を選ばないので、けっこう便利ですよね(^^;
買ってきました。さっそく夕飯に食べました。
とっても美味しかったんですが 他の何処に売って
いますか?
旭東小学校のすぐ近くなんですが、
ちょっと地の利がないと行き着けないようです。
インターネットでは帰るようですが・・・
新製品も頑張ってつくってるんで、是非
いろんな人に買ってあげて欲しいんですけど。